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zoom RSS △ 【 編笠山 】

<<   作成日時 : 2011/07/17 21:21   >>

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平成23年7月16日(土) 夏空の一日

先月は八ヶ岳の最北部に位置する 「蓼科山」 、今月は、小淵沢駅からタクシーで観音平の登山口へ、八ヶ岳最南部に位置する 「編笠山」 、白い雲浮かぶ夏空の山頂は、眼前に迫る権現岳から赤岳・阿弥陀岳や南アルプスの眺望が素晴らしいのでは・・・・・・・・。

今年の梅雨明けは例年に比べ早く、日本全国連日の猛暑が続き夏山シーズン到来である。

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                           [ 網笠山(2524m) 山頂 ]


編笠山(2524m)

現地行動計画

 10:30 観音平登山口(1560m)      登り  25P    3.7K   3時間
 13:30 編笠山山頂(2524m)        下り   4P    0.5K    30分
 14:00 青年小屋(2400m)          下り   8P    1.8K    1時間
 15:00 押手川分岐(2100m)        下り  15P    2.5K    2時間 
 17:00 観音平登山口(1600m)     
       
       合  計                    52P   8.5Km  6時間30分

       登り標高差 964m       下り標高差 964m

10:30 観音平登山口(1560m)

小淵沢駅へ降り立つと、千葉と変わらぬ猛暑、強い陽射しの炎天下、駅前は登山姿のグループや観光地巡りのグループでごった返していた。
タクシー2台に分乗、登山口の観音平を目指す、駐車場が満杯の所為か、かなり手前の路肩から多くの自家用車が駐車中、相当の数のグループが網笠山を目指しスタートしたのであろう。

登山口は、駐車場左手奥にあり、一面笹に覆われた明るいミズナラノのなだらかな樹林帯をゆっくり進む。
笹原の所々にニッコーキスゲが咲き、葉先の揃った笹原はきっと鹿が綺麗に新芽を食べたのでは???

紅葉台への分岐を過ぎると、次第に斜度が増し大きな岩が登山道に現れ、体全体から汗が噴き出るような暑さである。
標高1800m位まで高度が上がり、樹林帯のミズナラがカラマツ林に変わり、振り返ると眼下に南アルプス方面が広がり、木々の先に山頂を雲で囲まれた富士山の姿が薄らと望め、それまでの大変な蒸し暑さを忘れるようであった。

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                            [ 観音平 登山口 ]
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                         [ 明るいミズナラと揃った笹原 ]
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                          [ 笹原にニッコーキスゲ ]
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                            [ カラマツ林に変わる ]
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                            [ 木の枝下に 富士山が ]

11:35 雲海(1880m)

背後の眺望を楽しみながら進むと、ちょっとした広場にベンチ2台が設置された雲海であった。
小さなベンチが置かれているので、しばし水分補給の休憩をしたのち、分岐点を直進する。
この先 岩場が多くなり、コメツガやシラビソ、ダケカンバの樹林帯へと入るが、勾配は依然として緩やかで、比較的登りやすい登山路であった。

振り返って背後を見ると、相変わらず富士山は頂を雲で囲まれちょっぴりその姿と、南アルプスの甲斐駒ケ岳らしき大きな山並みを見ることができた。

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                           [ 雲海 分岐 ]
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                         [ 頂を雲に囲まれた富士山 ]
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                            [ 甲斐駒方面 ]

12:15 押手川(2100m)

雲海からの登り道は、大きな岩がごつごつとした樹林帯を進むとちょっとした広場になった押手川である。
ここは、山梨の森林百選、編笠山原生林と案内板に紹介され、至る所の岩には苔が付き鬱蒼とした感じである。

押手川とは言いながら、川があるわけではなく苔むした岩場で部分的に水が滴り、辺りの空気がひんやり、汗びっしょりの体を休めるには絶好の休憩地であった。

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                         [ 大きな岩の間を通り抜け進む ]
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                           [ 鬱蒼とした押手川 ]

13:30 編笠山 山頂(2524m)

押手川で再度水分補給、ここから先約1キロ標高差で400mの登り道が、本日一番の岩場の急登道である。
大きなごつごつした岩と樹木の根っこが入り混じった急登を登り、右に直角に右折すると小さな鉄梯子が現れ、そこを登りきると突然視界が広がり、樹林帯が森林限界に達し明るいハイマツ帯となった。
岩礫の斜面を登りきり、岩のゴロゴロとした編笠山の広い山頂(2524m) に到着した。

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                          [ 大きな岩と木の根っこ ]
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                           [ 一段と眼下が開ける ]
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                               [ 最後の鉄梯子 ]
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                            [ 未だ富士山は雲 ]
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                          [ 山頂直下 美しいハイマツ ]

編笠山山頂は期待した通りの雄大で素晴らしい展望が広がっていた。
山頂に飛び出て、眼前に聳える 「権現岳」 (2715m) 八ヶ岳 最高峰の 「赤岳」 (2899m)、そして間に 「横岳」(2829m) 、 「阿弥陀岳」 (2805m) などの圧倒的な姿であった。

やや距離を置いて左に 「天狗岳」 (2646m) の双耳峰、そこから更に北八ヶ岳へと続き、先月28日に登ってきた 「蓼科山」 (2530m) までがクッキリと展望できた。

夏空に白い雲がぽっかり浮かぶ360度の大パノラマ、残念なことに夏のこの時期、北アルプスや南アルプス方面はどうしても靄に霞みくっきりとは見えず・・・・・・。

次に機会があれば、空気が澄み渡る秋に再度チャレンジして、この大展望をもう一度見たいものと思いながら下山にかかる。

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                            [ 八ヶ岳の峰々 ]
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                           [ 編笠山山頂から権現岳 ]
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                            [ 北アルプス方面 ]
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                            [ 南アルプス方面 ]

14:45 青年小屋(2400m)

編笠山北側の樹林帯を抜け、岩とハイマツの間の細い通路を一気に下る。
先月、蓼科山山頂から将軍平へと下った雰囲気と、とても似た雰囲気の下山道であった。
かなりの急坂で直線的に一気に降下、真正面には権現岳が大きく聳え、その鞍部に当たる最下地点に建つ「青年小屋」の青い屋根が見えてくる。

シャクナゲやゴゼンタチバナなどが咲く樹林帯を抜け出ると、大きな岩塊がたくさん堆積した場所に出て、次から次にペンキでマークされた岩の頭を飛び越し青年小屋に辿りつく。

ここから編笠山を振り返ると、山頂部はまさに丸い編笠を伏せたように見える 。

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                           [ 真正面樹間に権現岳 ]
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                          [ ハクサンシャクナゲ ]
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                            [ ゴゼンタチバナ ]
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                      [ 岩塊の下には青い青年小屋の屋根が ]
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                            [ 岩・岩・岩の下山道 ]
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                            [ 青年小屋 正面 ]


15:30 押手川(2100m)

青年小屋前のベンチでで小休止した後、編笠山の山腹を巻くように樹林帯の細い道を迂回して、軽いアップダウンを繰り返し、丸太の階段を下ると、今朝通った分岐点押手川へと戻る。
1時間弱の長丁場だが、西日射す樹林帯の中を進み、広く開けた場所に出たと思ったら押手川だった。

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                        [ 鬱蒼とした樹林帯を一気に下山 ]
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                            [ 夕日射す 押手川 ]

16:55 観音平 駐車場(1560m)

押手川からは、夕日を浴びて美しいカラマツからミズナラノの林を抜けて往路をゆっくりと下山して、観音平の登山口へ下山した。

下山道林の中に、僅かながら花々が咲いており、暑さで疲れた気分を癒された。

駐車場にはまだまだ沢山の自家用車が駐車中、多くの登山者が連休を利用して網笠山から権現岳などへの小屋泊りの縦走を楽しんでいるのであろう。

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                            [ ハクサンボウフウ ]
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                            [ ハナチダケサシ ]
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                            [ シモツケ ]
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                            [ 西日射すカラマツ林 ]
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                            [ アザミと蝶 ]

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
いかにも夏山、良かったですね。6年前に編笠山に登ったときのことを思い出しました。その時は県界尾根経由で赤岳に登る予定が丁度台風当日で、尾根まで登ったところでさすがの強風にギブアップ、その夜は急遽麓のペンションに泊まり、翌日編笠山から西岳に登りましたが、今度は台風一過の素晴らしい天気、展望で強く印象に残っています。いい山ですよね。来月は第3土曜の予定が空きそうなのでできればボーイ達の山行に参加したいなと思っています。その前に来週の御座山に行くつもりですが。
yamachann
2011/07/19 16:12
早速のコメント有難うございます。
少々暑く、途中の虻に悩まされましたが、山頂は夏山ムード一杯最高でした。
県界尾根から赤岳、生憎の台風でしたか!!!翌日、台風一過の編笠山から西岳への一回りは、素晴らしい眺望だった事でしょう。
8月の四阿山へ行けますか・・また、ご一緒できる日を楽しみにしています。
平成16年9月に「花の 根子岳」から「百名山の 四阿山」へ登りましたね。
秋の風情漂う中、マツムシソウがとても綺麗だった印象が残っています。
葦原ボーイ
2011/07/19 18:33
数年前に雨の中、青年小屋まで行きました。
翌日は晴れて、権現岳まで足を伸ばしました。
青年小屋は良い小屋で(スタッフが)今度は西岳まで足を伸ばしに行きたいなぁ〜と思っています。
八ヶ岳の八つのコブ(?)の中に西岳も入っているようですが、端っこにあるので、なかなか行けないので。
17日は、信州峠から横尾山に行ってました。
noritan
2011/07/20 03:47
noritan さま
こんにちは  コメントありがとうございました。
今まで何故か八ヶ岳へ登る機会がなく、麓から或いは他の山から眺める独特の八ヶ岳の姿でした。 今回は、先月に北八つの蓼科山・今月は南八つの編笠山と連続して歩くことができました。それにしても、編笠山山頂へ飛び出ると、眼前に迫る権現岳・赤岳・阿弥陀岳の素晴らしい山容に圧倒され、大満足でした。
葦原ボーイ
2011/07/20 12:05
芦原ボーイ様
素晴らしい天候に恵まれた一日の様子の夏山らしい風景に感動いたしました。
思い起こすに未だ20代前半の頃山好きの仲間と夜行列車に乗り「甲斐大泉」より編笠経由で赤岳から硫黄〜までの縦走を初体験の山行きでした。
天候も梅雨明けのピーカンの2日間でした。
素敵な日を蘇させて頂きまして、誠に有難うございました
kobochan
2011/07/21 14:45
おはようございます、 懐かしきコメントを有難うございました。
お陰様で、山頂から素晴らしい夏山の雰囲気を堪能することができました。
半世紀前と言いますと、山行きやスキーでは、もっぱら夜行列車でしたね!!
大きなキスリングを背負っての縦走だった事でしょう、昔の装備を思い出されます。
いつの日にか、八ヶ岳の主峰、権現岳・赤岳・阿弥陀岳へチャレンジしたいと思います。
葦原ボーイ
2011/07/22 08:33
私はバスやタクシーを使うことが多いのですが最近は特にマイカー登山者がふえているようですね。
以前編笠山に登ろうと観音平まで行きましたが空が暗くなり雪が降り出したので登山を断念したことがありまだこの山には登っていません。
大きな岩塊の山は蓼科山を思わせます。
アルプス方面は望めなかったようですが八ヶ岳の主だった山々がダイナミックに見えていますね。
ミニミニ放送局
2011/08/03 21:16
ミニミニ放送局 さま  ありがとうございました。
おはようございます。
北八ツの蓼科山、南八ツの編笠山、と二ヶ月連続の山行でした。
仰る通り、標高も山頂界隈の雰囲気はとても似た感じの山でした。
ただ、編笠山山頂から眼前に広がる八ヶ岳主峰、権現岳・赤岳・阿弥陀岳の眺望は素晴らしい世界でした。
空気が透明感を増す晩秋の季節に、新雪を被った北アルプスから南アルプスの大展望を見てみたいものと思います。
葦原ボーイ
2011/08/04 08:43
八ヶ岳に行くと、いつも、編笠山が、見えるので、登ってみたいと思っていました。
良いお天気でよかったですね。
荒川岳縦走に行こうと思っていたら、中止で残念です。
たんぽぽの花
2011/08/14 09:17
たんぽぽの花 さま
お久し振りです、 コメントありがとうございました。
素晴らしい「2011ヨーロッパ登山」楽しく拝見させて頂きました。
モンブラン挑戦が果たせなかったとのこと、ちょっと残念でしたね!!
ここもと、毎月Gコース一本で歩いておりますので、山小屋泊まりの縦走が恋しく感じられます。
今週末、久し振りで山ちゃんとご一緒に、花の根子岳から四阿山を歩いて参ります。
葦原ボーイ
2011/08/16 17:08

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