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zoom RSS ★ 【 湯ノ丸山 】 [平成21年7月22日(水)]

<<   作成日時 : 2009/07/24 13:45   >>

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平成21年7月22日(水) 終日曇り空

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                      [ 烏帽子岳山頂から眼下の美しい緑 ]

JR吾妻線 万座 鹿沢口駅から鹿沢温泉へ、浅間山域の一部である湯ノ丸山(2101m)から烏帽子岳(2066m)を経て地蔵峠へ下山するコースである。

湯ノ丸山 北峰と南峰の稜線には高山植物の花々があるらしい・・・・・・また、山頂からの展望が素晴らしいとのこと楽しみである。

今日は、日本の陸地では46年ぶりとなる 「皆既日食」 が正午頃に見られるとか、稜線から歴史的な部分日食の瞬間を果たして見ることが出来るだろうか???

湯ノ丸山   2101m
烏帽子岳  2066m

登り標高差  573m    下り標高差  369m

現地行動予定

11:00  鹿沢温泉登山口       登り  10P   1時間30分
12:30  角間峠             登り   7P   1時間
13:30  湯ノ丸山            稜線  14P   2時間
15:30  烏帽子岳           下り  15P    2時間
17:30  地蔵峠
       合 計                  46P   6時間30分

千葉の自宅を出る時、小雨模様のお天気で今日の天気が危ぶまれたが、渋川を出て吾妻線に入ると雨も止み幾分空が明るくなってきてホットする。
JR万座 鹿沢口駅前からタクシーで登山口へ移動、運転手さんの話では今朝方まで激しい雨が降っていたとのこと、その雨もすっかり止み、標高1528mの鹿沢温泉の登山口で下車すると、曇り空ながらどうやら雨の心配は無く、涼しい風が吹き抜けとても気持ちよい・・・・・・ラッキー!!!

10:50 鹿沢温泉 登山口(1528m)

小さな温泉宿3軒ほどのひっそりとした静かな登山口である。
登山道入り口に「雪山賛歌のおこり」という碑が建ち、京大の西堀栄三郎氏が作詞をした旨紹介されていた。
登山口からは、緩やかでとても静かなカラマツ林の中を進む、足元の登山道は今朝までの雨に比しとても歩き易い道である。
カラマツ林を抜ける風が冷たく心地よい登り道、登山道の片隅には色鮮やかなタテヤマウツボグサやトリアシショウマ・シモツケ等の花々が目を楽しませてくれる。

歩き始めて30分ほどすると、前方左手にこれから登る湯ノ丸山のたおやかな山頂が現れる。

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                          [ 雪山賛歌の碑 ]

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                          [ 雪山賛歌のおこり ]

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                         [ 美しいカラマツ林の登山道 ]

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                           [ 湯ノ丸山 山頂 ]

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                          [ 笹薮にタテヤマウツボグサ ]

11:40 角間峠(1800m)

スタートから1.5キロ、相変わらず空はどんよりとした曇り空、ちょっとした広場に東屋が建つ角間峠である。
この峠の先、標高差300m上に湯ノ丸山北峰の優しい山頂が見える。
周りの山々は雲の中ではあるが、周囲の緑の木々が雨の後の瑞々しい初夏の空間であった。
登山道には、更に真っ白なウスユキソウやハクサンフーロ・マルバダケブキ・ヨツバヒヨドリなどの高山植物の花々が現れ心豊かに先へ進む。

皆既日食もすっかり進んでいる頃、空を眺めていると薄い雲の合間から、雲を透かして太陽の輪郭が見えるでは・・・・ほんの一瞬の出来事であったが、僅かに欠けた太陽を裸眼でもしっかりと確認することが出来た。
慌ててカメラのシャッターを切ったが、残念ながら欠けたその姿を納めることは出来なかった。

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                          [ 角間峠分岐 ]

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                          [ これから登る湯ノ丸山北峰 ]

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                          [ 瑞々しい初夏の景色 ]

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                           [ 清楚に咲くウスユキソウ ]

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                           [ ヨツバヒヨドリ ]

13:10 湯ノ丸山 山頂(2101m)

角間峠から途中で、時々雲が切れ一瞬ではあったが眼下の眺望が広がり、小さな湖を望むことが出来た。

なだらかな登りをゆっくり進むと突然視界が広がる 湯ノ丸山 北峰 であった。
湯ノ丸山北峰(2099m) は、さして広くは無い岩峰の重なり合った山頂で三角点があった。
雲が無ければ・・・・・独特の烏帽子の形の烏帽子岳が目の前に見え、遥かかなたには北アルプスの山並みが素晴らしい展望らしいが!!!!残念でした。

北峰から湯ノ丸山南峯までの平坦な稜線上からは、360度視界が大きく広がるが、相変わらず一面の雲で周囲の景色は望めなかったが、爽やかな風が吹き抜ける足元には数々の花々が咲き小さなお花畑の様相である。
登山道の両側にはロープが張られ、高山植物の保護がしっかりとなされた登山道・・・・・足元の愛おしい花々が眺望を楽しめない気分を癒してくれた。

湯ノ丸山山頂は、下から眺めた通りのなだらかな山容で、板状の岩がごろごろ広がる広場であった。
山頂は吹く風が一段と冷たく半袖シャツでは寒い、周りを見渡せども一面雲たえまなく激しく雲が流れている。

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                         [ 唯一一瞬の眼下の眺望!!]

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                          [ 岩峰だらけの北峰 ]

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                           [ 可憐な花々 ]

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                            [ 楽しかった足元の花 ]

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                         [ 北峰から南峰へ 一面ガス ]

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                          [ 岩だらけの湯ノ丸山山頂 ]

13:55 湯ノ丸山 烏帽子岳 地蔵峠 への鞍部(1850m)

とても寒く感じた山頂での休憩もそこそこ、烏帽子岳を目指してひとまず鞍部への急坂を下る。
急坂正面に、一瞬雲の間から目指す独特の山容である烏帽子岳の山頂を垣間見ることが出来た。

この急坂の下山道には、色鮮やかなアザミやシモツケ・クルマユリ・グンナイフーロなどが今を盛りと咲いていた。
鞍部は湯ノ丸山と烏帽子岳と地蔵峠への分岐点となっており、ここを右に進んで烏帽子岳へ向かい、途中、更に右の鬱蒼とした藪道に入り一気に烏帽子岳山頂へとショートカットコースを進み烏帽子岳山頂であった。

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                         [ 雲切れ間に一瞬烏帽子岳が ]

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                          [ 湯ノ丸山 烏帽子岳 鞍部 ]

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                          [ 振り返ればたおやかな湯ノ丸山 ]

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                           [ 色鮮やかなるアザミ ]

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                          [ シモツケ ]

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                          [ 夏を彩るクルマユリ ]

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                          [ 容姿端麗なグンナイフーロ ]

14:45 烏帽子岳 山頂(2066m)

鞍部から藪道を一気に進み、広葉樹、針葉樹の林を抜けて稜線に出ると山頂は目の前、最後の岩場を登りきると再び大きく展望が開ける山頂であった。
烏帽子岳山頂は湯ノ丸山山頂のように広い山頂こそ持たないが、その分展望が足元から広がって見えた。
晴れていれば、東に先ほど登った湯ノ丸山、南の佐久平の先には八ヶ岳連峰、西には北アルプスの美しい山並みが連なり、北には裾野を長く伸ばした根子岳から四阿山の眺望が360度広がっているらしい。

生憎、厚い雲の空ではあったが足元の美しい笹の緑の美しさ、微かに見える根子岳の長い裾野から四阿山方向を確認することが出来た。

山頂の岩場には、可愛い高山植物が咲き満たされた楽しい一時であった。

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                          [ 樹林を抜ける 烏帽子岳 ]

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                          [ 最後のガレバの登り ]

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                           [ 烏帽子岳 山頂 ]

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                        [ 山頂足元の美しい緑の笹原 ]

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                          [ 北側には長い裾野の根子岳 ]

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                          [ 可愛いイブキジャコウソウ]

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                           [ 山頂岩場のお花たち ]

15:50 湯ノ丸山 烏帽子岳 地蔵峠 への鞍部(1850m)

山頂から往路を戻り、鞍部で先ほど分けた道を地蔵峠に向かって下る。
下山途中、真正面にたおやかな山容の湯ノ丸山がどーんと広がっていた。
下山道には、ヒオーギアヤメやギボウシ・タテヤマウツボグサなど相変わらず花々が迎えてくれた。

鞍部からは、鬱蒼とした樹林帯の緩やかな下山道を進む、しばらくすると今朝方の雨の所為か、とてもぬかるんだ道、一歩一歩慎重に足の置き場を考えながら慎重に進む。

中分岐を臼窪湿原方向へ、ハクサンフーロやニッコウキスゲ等の夏の花々が咲き乱れる、こじんまりした木道が設置された可愛い湿原であった。

再び中分岐からそのまま下ってゆくと、色とりどりのテントが設営された湯ノ丸キャンプ場を通り抜け林道を進むとスキー場らしい雰囲気のレストハウスが立ち並ぶ地蔵峠に最終下山である。

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                         [ 下山道真正面に湯ノ丸山 ]

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                          [ 樹間から望む烏帽子岳 ]

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                           [ ヒオウギアヤメ ]

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                           [ タテヤマウツボグサ ]

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                          [ 中分岐から臼窪湿原へ ]

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                          [ 臼窪湿原のニッコーキスゲ ]

16:50 地蔵峠(1750m)

冬場、湯ノ丸スキー客や夏場キャンプで訪れる子供たちで賑わうであろうレストハウスが立ち並ぶ地蔵峠へ無事下山である。

お天気こそ今一ではあったが、雨に遭うことも無く湿気を忘れる涼やかな風が吹きぬけ、終日可愛い高山植物の花々を愛でながら歩いたラッキーな一日であった。

地蔵峠からタクシーで新幹線佐久平駅前にある、池の平ホテルグループのニユー健康ランドで、今日一日の汗を流し、渇いたのどを美味なる地ビールで潤し、軽く夕食をすませ新幹線で帰路に着く。

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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
湯の丸山山行お疲れ様でした
私は地蔵峠までは何回か行きましたが湯の丸、烏帽子はまだ行っていません。
晴れていれば展望の楽しめる山ですね。そのかわり暑いかも・・。
でも降られずに済んで良かったと思います。
湯の丸はレンゲツツジの多いところでも知られていますね。
クルマユリやシモツケソウが草原を彩っていましたね。
山の雰囲気が良く分かりました。
(写真のサイズが大きく重くなっています)
ミニミニ放送局
2009/07/24 14:09
花の多い素晴らしい山でしたね。レンゲツツジばかり有名だけどそれ以外の草花がこれほど豊富とは、まさに嬉しい想定外でした。雨に降られることもなく、日食のおまけまで付き最高の記憶に残る山行となりました。これ以上展望がもっと良ければなんて言ったら贅沢過ぎですね。相変わらずボーイの写真も綺麗だしいろいろ思い出しながら見ています。
yamachann
2009/07/24 14:10
つい先日東籠の登山から眺めた湯の丸山の、丸みを帯びた山頂を思いだしました。あの時は浅間山は勿論、北ルプスや妙高までも見ることができました。
今回は、ちょっと眺望に恵まれなくて残念でしたね。でも、この梅雨時にこの天候なら、まずはよしとしなければなりませんでしょうね。
山いろいろ
2009/07/24 17:05
ミニミニ放送局様  こんばんは
とても涼しく、標高差もなく、お蔭様で快適な一日でした。
展望を望めなかった事は残念でしたが、予想以上に数多くの可憐な花々を楽しむことが出来大満足でした。
きっと秋の紅葉時、落葉広葉樹やカラマツが多く、素晴らしい紅葉を楽しみながら、稜線からの360度の大展望が最高ではないでしょうか。
葦原ボーイ
2009/07/24 22:16
yamachannさま こんばんは
お世話様でした。
いろいろラッキーでしたね、朝方の雨も止み、とても涼しい山歩き、部分日食も楽しめ、沢山の花々を楽しめ、コースも楽チンムードでしたね。
北アルプスの頂が真っ白な頃、山頂からの眺望が素晴らしいのでしょうね。
山頂からの展望は、また、いつか訪ねるチャンスの時までお預けとしましょう。
葦原ボーイ
2009/07/24 22:24
山いろいろ様  おばんです
6月25日「東篭ノ登山・池の平湿原」山行記拝見させて頂きました。
梅雨の真っ盛りにもかかわらず素晴らしいお天気、最高の眺望とコマクサや色濃いイワカガミ等などをお楽しみになられたご様子。
丁度、東篭ノ登山からは西方向に湯ノ丸山が見えるわけですね。
数年前、2月頃高峰温泉から湯ノ丸高峰林道をスキーで兎平まで往復した思い出がありますが、東篭ノ登山の直ぐ下を滑っていたことになります。
この辺り、標高が高いので春夏秋冬いつ訪ねても楽しいところのようですね。
葦原ボーイ
2009/07/24 22:47
今回は野の花の豊富な場所で、別にご披露頂きました画像でその美しさを堪能いたしました。
ますますの健康を心よりお祈りいたします。
kobochan
2009/07/25 09:53
kobochan 様
連日、大変蒸し暑い日が続きますね!!!まるで梅雨に逆戻りでは?
暑くともいいのでスカッとした青空が恋しくなります。
今回は、お天気こそ今一でしたが、自然の中に逞しくも可憐に咲く花々がとても印象的な山でした。
葦原ボーイ
2009/07/25 18:12
2005年9月に友人とこの界隈行きました。
初日は雨で新鹿沢温泉に早々と温泉三昧で、翌日に、篭の登山&水の塔山登って帰りました。
初日が晴れていれば「湯の丸山」に登る予定でした。
行けなかった山・・・詳しく拝見させて頂きました。
この山域は、色々な楽しみ方、コースあり、春良し、夏良し、秋良しですよね。
noritan
2009/07/28 10:37
noritan さま おはようございます
新潟は未だ梅雨が明けていないようですが??
新鹿沢温泉で温泉三昧でしたか、とても静かなひなびた温泉場のようでしたが。
あの辺りには、概ね標高2000mの、根子岳・阿四山・湯ノ丸山・篭ノ登山・水ノ登山・黒斑山等があり、本当に眺望優れた色々なコースが楽しめ大好きな場所です。
葦原ボーイ
2009/07/28 11:08
湯の丸山付近一帯の高原はたおやかで森林浴を兼ねた山歩きに最高の場所ですね! 大平洋と日本海の気流が交差し、高山性と低山生640種以上確認されている植物の宝庫とも云われています。京大生が吹雪かれて宿で退屈しのぎに作ったクレメンタインの替え歌雪山賛歌の記念碑もまた素敵です。
ビデオ楽し
2009/08/10 11:52
ビデオ楽し さま
こんばんは コメントありがとうございました。
たおやかな山容の湯ノ丸山一帯は640種もの植物の宝庫でしたか???
なるほど、登山口から山頂に至るまで色々なお花にお目にかかりました。
葦原ボーイ
2009/08/10 21:13
日食は、肉眼で、欠けた所を見たのですか?!
湯の丸山は、お花畑で有名ですよね。
ひと夏分の花々が見られたのではないですか?

体調は万全ではないのですが、今年は、東北の山、制覇のような感じで、たまたま、集中してしまいました。来週は、岩木山を、家族で行こうと思っています。
たんぽぽの花
2009/08/15 14:13
たんぽぽの花 さま
おはようございます。
薄い雲の陰からちょっぴり欠けた太陽を肉眼で覗き見る事ができました。
今年は、目下のところ記憶に残るような山へ行っておらず、初めてお目にかかったお花畑でした。
タンポポさんには相変わらず精力的にチャレンジしておられるようで大変羨ましく眺めております。
来週の岩木山、今度はご家族連れですか・・・良いですね、山は夏も終わりもう秋の雰囲気になっていることでしょうね!!!
葦原ボーイ
2009/08/17 06:41
芦原ボーイ様
初めてブログ拝見いたしました。玉は好きですが、自分では登れませんので写真で楽しませていただきました。写真技術もさることながら、山野草がきれいですね。何度も拝見させていただきました。ありがとうございました。
あっちゃん
2009/08/23 17:02
あっちゃん 様
いらっしゃませ!!!拙いブログへお立ち寄り頂きありがとうございます。
山の素晴らしさは、四季折々に変化する自然を心行くまで向き合える事です。
時には厳しい気象条件の中を歩く事もありますが、大自然に対しては常に謙虚であらねばとも思います。
今後とも、宜しくお願いします。
葦原ボーイ
2009/08/23 21:33
芦原ボーイ様
 早速にご返事をいただき恐縮いたしております。会員のホームページを1年ぶり位に拝見いたしまして、皆様がそれぞれの分野でご活躍の様子に感心すると同時に大変励まされました。私もがんばります。これからも山のすばらしさをお知らせください。
あっちゃん
2009/08/24 06:23

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