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zoom RSS ★ 【 天城山 】 [平成21年5月27日(水)]

<<   作成日時 : 2009/05/28 22:17   >>

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平成21年5月27日(水) 爽やかな晴れの一日

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                             [ アマギ シャクナゲ ]

今回は、平成15年6月11日朝日カルチャー教室へ入会間もない3回目で登った天城山である。
素晴らしい大木のアマギシャクナゲが登山道至るところに咲き誇る山と、期待して登るがその年はシャクナゲの不作年、なるほど大木の木々はあるが開花していたのは、僅か2・3輪であった。

加えて、その日は生憎の曇り空から雨模様の山行、印象に残る記憶では自然の生命力を感じる「巨木のブナ林」「アセビのトンネル」「初めて目にしたギンリョウソウ」、万三郎岳から期待していた不思議な雰囲気の「皮子平」からの下山予定が変更になり、涸沢コースの下山を一路朝の天城高原ゴルフ場へ下山した記憶である。

今年こそは、アマギシャクナゲが大いに期待できるとのこと楽しみである。 下山は涸沢分岐から「万城の滝」まで1時間強の地蔵堂林道を下る予定と・・・・・・・。

万三郎岳  1406m(天城山系の最高峰)
万二郎岳  1290m

登り標高差 356m 下り標高差 1056m

現地行動予定

11:00  ゴルフ場出発        登り      9P        1時間
12:00  万二郎岳           稜線     11P        1時間半
13:30  万三郎岳           下り      8P         1時間
14:30   涸沢分岐点         下り      8P         1時間
15:30   地蔵堂林道         下り      17P(約4.5km)  1時間半
17:00   萬城の滝 バス停
                       合計     53P        6時間

10:50 天城高原ゴルフ場バス停

東京駅から東海道新幹線で熱海駅へ、伊東線に乗り換え伊東駅へ、伊東駅前からジャンボタクシー2台に分乗、10:30には標高1000mの天城高原ゴルフ場バス停へ到着する。

初夏を思わせる最高のお天気、心地よい風が吹きぬけ暑くも寒くもなし、ティーシャツ 一枚で広々した駐車場でストレッチ運動をした後、舗装道路を横切り「天城山縦走案内板」を確認し四辻登山口からのスタートである。

登山口から緩やかな登り道を進むと、周りは色優しい新緑の林の中、木肌が美しいヒメシャラの木が現れる。
 
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                          [ 天城山縦走路案内板 ]

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                            [ 堰堤の先は新緑 ]

11:10 万二郎岳 登山口 分岐

歩き始めて20分ほど、「ひとり一石運動 ボッカのお願い」なる表示のある分岐点である。
これは、崩壊する登山道整備のために使う「石ころ」を一人一個山頂まで持ち上げて欲しい旨の訴えである。
前回来た時には、付近一帯に沢山のイシコロがあったが、今は付近一帯を見回しても肝心のイシコロが何故か見当たらず、ボッカ作業はパスして登る事とする。

この分岐点、左手沢筋を進むと万二郎岳へ、真っ直ぐに進むと地蔵堂分岐点から涸沢分岐点を経て万三郎岳への登山道であるが、現在、この道は崩落のため通行禁止となっている。

左手沢筋を万二郎岳を目指し進む、アセビ・ヒメシャラ・カエデなどの新緑の明るい樹林帯をゆっくり登る。
登山道には、樹木に青と黄色の縦走路標識がきめ細かくつけられていた。

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                      [ ひとり一石運動・ボッカのお願い!! ]

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                            [ 万二郎岳 登山口 ]   

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                       [ 素晴らしい緑のシャワー 新緑だ!!]

12:00 万二郎岳 山頂(1320M)

アセビの茂る急坂を登ると、時折、樹間から中伊豆方面や富士山が望めるという開けた場所があったが、残念ながら富士山は霞の中で望めない。更に進むと、右手正面に大きな馬の背が見えて程なく万二郎岳山頂であった。

万二郎岳の山頂は樹木に覆われ全く展望は望めない山頂であり、今日は、アマギシャクナゲを目指したツアー登山の団体が多く、山頂は登山者で溢れていた。
山頂標識の足元には、沢山のイシコロがある・・・・ひとり一石運動 ボッカの成果か???

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                    [ この空間から富士山が見えるらしいが??]

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                             [ 万二郎岳 山頂 ]

12:10 岩場の展望台

万二郎岳山頂から急坂を少し下った狭い岩場、大きく開けた素晴らしい展望台が現れる。
真正面にはこれから向かう大きな馬の背、その左肩には万三郎岳の頭がみえ・・・・・素晴らしい眺望だ!!!
山肌がすっかり新緑に覆われた奥深い天城山系の山並、ところどころ山ツツジのオレンジ色が美しい。

素晴らしい展望を暫し楽しみ、樹林帯をいったん下り馬の背へと登り返す。登山道が平坦になるとアセビのトンネルである。登山道の右も左も一面アセビ林、登山道の上にはアセビの枝がところ狭しと迫っており、まるでトンネルである。

馬の背を下った鞍部が石楠立(はなたて)アマギシャクナゲの群生地であり、ブナやヒメシャラの緑の中に、淡いピンクのシャクナゲが実に美しい。
残念ながら、満開は一週間ほど前だったそうで、咲き残りの花が残る程度であったが、一面シャクナゲを想像しながら楽しむ、足元に目を落とすと落下した花びらが一面敷き詰められていた。
シャクナゲは全て鬱蒼とした北斜面にあり、何故か南斜面には無いとの事である。

登山道から少し入った斜面には、樹齢何百年と思われる生命力の強さを感じさせる鬱蒼とした新緑のブナ巨木があり、ピンクの石楠花と相俟って独特の雰囲気のある素晴らしい光景であった。
また、これだけのブナの巨木を支える根っこの力強さ、何でも上部の枝先の広がりの範囲まで地下深く根が張り巡らされていると。

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                         [ 大きな馬の背〜万三郎岳 ]

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                          [ 大きく広がる天城の峰々]

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                           [ アセビのトンネル ]

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                           [ 一面ヒメシャラ林 ]

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                           [ 奇怪なるヒメシャラでは・・・]

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                           [ アマギシャクナゲ ]

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                          [ 一面落下した花びら ]

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                         [ 神秘的なブナの巨木 ]

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                          [ 圧倒されたブナの生命力 ]

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                          [ この根が巨木を支えている ]

13:50 万三郎岳 山頂(1408m)

石楠立から、急な下り正面に万三郎岳が見えてきて、最後の急登をあがると天城山系の最高峰、一等三角点のある万三郎岳山頂であった。
ここも、矢張り大勢のツアーグループが三々五々休憩中であった。

樹木に囲まれた狭い山頂、僅かに開けた木立の間から富士山が望めるとあるが、生憎の霞模様の空には見えずである。

山頂からは、ダイレクトに涸沢分岐点への下山道があるが途中崩落し現在は通行禁止となっており、少し先から下る新しく整備された登山道が造られていた。
標高差300mを下る急登道ではあるが、歩幅・段差を考えた歩きやすい木道で、下山に優しい心遣いの新道であっとういう間に涸沢への分岐点まで下る事ができた。

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                          [ 万三郎岳 山頂 ]

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                           [ 新たに出来た下山道 ]

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                         [ 歩幅・段差を考えた登山道 ]

14:30 涸沢への分岐点

多くのガイドブックにはこの分岐点を右に経由して往路に通った万二郎岳登山口に戻るシャクナゲコースが紹介されているが、今日は、ここを直進して地蔵堂林道から萬城の滝バス停までの一般の方が余り歩かないコースを進む。
檜の植林地とヒメシャラなどが目立つ自然林の素晴らしい空間が印象的であった。

菅引林道から地蔵堂林道へつながる大岩という地点で、珍しい標識を発見・・・・左 菅引林道(通行不可) 右 行き止まり(通行不可)・・・・・・誰のための林道か?????

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                          [ 涸沢への分岐点 ]

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                          [ 心休まる美しい森 ]

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                          [ ここは大岩 不思議な林道?? ]

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                          [ 林道に咲く朴の木の花 ]

16:00 コビサワラ原生林

地蔵堂林道の途中、「コビサワラ原生林」と表示された標識あり往復1時間のコースらしい。
長い林道歩きで疲れた足に鞭打ち、原生林周回にチャレンジ再度登り道に向かう、夕刻で風も無くなりとにかく暑い、全員改めて汗ビッショリで辛い登りを進む。

いくら行けども、それらしきコビサワラが出てこない、よくよく注意してみるとコビサワラとは地名から付けた名称で、要は、ブナ・シャラ・カエデなど大木の原生林がそのまま残っている森という事らしい。

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                                [ コビサワラ原生林 ]

17:00 萬城の滝 バス停

コビサワラ原生林から約3キロ、地蔵堂林道の左手には清流地蔵堂川が流れ、天城特産のわさび田が広がっていた。
最後の元気を振り絞り必死で萬城の滝へとたどり着く。
萬城の滝は、高さ20m、幅5m、結構な水量が流れ落ちる一見の滝であった。
 
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                                [見事な 萬城の滝 ]





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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
葦原ボーイ様
先ずは天候に恵まれた事を心よりお慶び申し上げます。
緑のシャワーの中を、初めてお目に掛かる「アマギシャクナゲ」には驚きました。車で天城峠は何回も越えましたが、かくも厳しいお山があるとは全く知りませんでした。
楽しい山紀行を有り難うございました。
kobochan
2009/05/29 09:36
おはようございます。
好天に恵まれた「天城山行」良かったですね!
満開を期待した「アマギシャクナゲ」一週間遅かったですか。でもこの木は年代ものですね!このようなのが沢山咲いていたならば圧巻でしょうね!
ただ富士山が見えなかったのは残念でした。
もっとも天城周辺からの富士山はあまり迫力あるとは言えませんが・・・・
五月晴れの新緑の中を歩くのは最高でしょう。
今年は3勝2敗で晴天の勝ちですね。
次回もキット素晴らしい晴天でありますように!!!!
元江戸っ子の写真館
2009/05/29 10:23
kobochan 様
鬱陶しい空模様、肌寒ささえ覚える一日でした。
毎度、お立ち寄り頂きコメントを有難うございます。
ブナの新緑は予想通り素晴らしい天城山でしたが、今年こそはと思ったシャクナゲが、残念ながら一週間遅かったのが、些か残念でした!!!。
とにかく、大きな石楠花の木でビックリします。それが一面開花していたらと思うだけでもゾクゾクします。 
丁度、館林ツツジ公園の大きなツツジの背丈位です。
日頃のストレス解消には、四季折々に変わる山の景色が最高です!!!


葦原ボーイ
2009/05/29 20:25
元江戸っ子の写真館 様
こんばんは、毎度のコメントありがとうございます。
僅かではありましたが、山頂近くで咲き残りのアマギシャクナゲに巡り会えて、とてもラッキーでした。
各地の山から眺望する富士山は、矢張り冬に限りますね・・・・と、思いつつもあの木立の間から富士山が見えた、と聞くと、やはり残念と考えてしまいます。
富士山はやはり日本人の心の故郷なのでしょうか????
今年の山行は、春先に咲く「カタクリ」「ヒトリシズカ」「ニリンソウ」「コバイケイソウ」「ギンリョウソウ」「チゴユリ」「エンレイソウ」「サンカヨウ」「イワカガミ」等の可愛い山野草にお目にかかれず寂しい思いをしています。
葦原ボーイ
2009/05/29 20:45
葦原ボーイ様
お天気に恵まれて初夏の緑を楽しまれて来られたようですね。
ブナの根の生命力には驚きました。
天城石楠花のピンクはとてもやさしい色です。
心が洗われるような気がしました。
ありがとうございました。
yoterry
2009/06/01 00:38
yoterry さま
おはようございます
山の新緑は、お天気にさえ恵まれれば入梅前まで、透き通るような明るい陽射しが本当に美しく、大好きな季節感です!!!!
真夏には、岩山の片隅に咲く素敵で可愛いい高山植物を求め、高い山を登りたいと思っています。
そうそう・・・・先日の下見会で由緒ある実蔵院も訪ねました。
葦原ボーイ
2009/06/01 10:35
「天城山」は百名山を目指して、割り早くに登りました。
新潟からは「関東陽だまり登山」と称して、新潟や高い山へ行けない2月頃に行きました。
ゴルフ場前にテントを張って泊まりました。
その時には、いつか花の良い時期に又来たいと思ったのですが・・・
それから早、10年以上が経ちましたね。
新潟からは遠いです!
noritan
2009/06/01 12:40
noritan さま
こんにちは
10年前に遠征でしたか・・・まさに陽だまりの季節の天城山でしたね。
今年こそは、アマギシャクナゲが見れるものと期待したのですが、生憎、一週間遅すぎましたが、上のほうには色優しい石楠花を充分に楽しんでまいりました。
越後の山では、「ヒメサユリ」を始めとする初夏の花々が思う存分に楽しめる季節ではないでしょうか??? 会の皆様も山復帰を、今か今かとお待ちのご様子ですね。また、楽しい山行記を読ませて下さい。
ところで、光佑ちゃんがお帰りになって一週間、毎日お寂しい気持ちでお過ごしでは???でも、これからは会うたび毎に逞しく大きくなる姿が、また一段と楽しくなりますよ!!!!。
葦原ボーイ
2009/06/01 18:12
二回目の天城山ですか。シャクナゲが咲き緑のシャワーが綺麗でしたね。
歩幅を考えない階段が多いのですがここは登り易く作られているようですね。
私が天城山に登った時は暴風雨の時でした。たたきつけるような雨の中靴の中は歩く度にグシャグシャッと音を立てていました。
えぐられた登山道のアセビのトンネルを覚えています。
何も見えない中をただ登っただけだったので再び登ってみたいと思います。
ミニミニ放送局
2009/06/03 21:07
ミニミニ放送局 様
こんばんは 毎度お立ち寄り頂き有難うございます。
一週間前には、それはそれは見事な石楠花の花・花・花だったそうです。
前回は不昨年、期待はずれでしたが、今回はそれでも所々に残り花を見る事が出来一応満足して帰りました。
今回下山で歩いた新しいコースは、中高年向けに足元を気にせず、周りの明るい林を眺めながらの気持ち良い登山道でした。
是非とも、石楠花の開花当たり年に再チャレンジしてみてください。
葦原ボーイ
2009/06/03 22:39
天城山、私も行きたく思っていました。
今年は、当たり年ではないか、との予想で…

十数年前、朝日カルチャーの卒業実技山行で、幕山、翌日が天城山でしたが、その年の天城山は大ヒットのシャクナゲで、まさに、石楠花トンネルでした。
あれに、今回もまたお目にかかれるのかな、と期待していました。
ご一緒の屋久島の石楠花も当たり年でしたね。
あと、私の中での、三大石楠花山行は、十文字小屋付近の花園でした。
たんぽぽの花
2009/06/12 18:13
たんぽぽの花 さま
おはようございます。 相変わらず超ご多忙なる日々をお過ごしのご様子。
三大石楠花山行・・・・いずれも当たり年に行かれた訳ですね。
当たり外れの年、訪ねる季節など、とても難しい中ラッキーではありませんか。
屋久島については、まだまだ山経験少ない頃でしたので、僅かに石楠花の咲いていた記憶はあるのですが、それよりもあの時のこれが屋久島だという自然の猛威、豪雨と風、前日の縄文杉などの神秘的な雰囲気、この記憶の方が遥かに強く残っています。十文字小屋というのは甲武信ヶ岳近くですね・・・・あそこも、石楠花のメッカでしたか・・・・知りませんでした。
葦原ボーイ
2009/06/13 08:58
そうです、甲武信ヶ岳の十文字小屋のそばに、上から見下ろせるように立てた、物見やぐらのような少し高くなっている台(3〜5m)があって、そこから、見下ろした石楠花が、秘密の花園のように、神秘的に見渡す限り、咲き誇っていました。
たんぽぽの花
2009/06/13 15:42

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