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zoom RSS ☆ 『 白馬三山 V 』 【平成20年9月27日〜29日】 

<<   作成日時 : 2008/10/03 23:32   >>

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平成20年9月29日  曇り空 白馬大池からは小雨の下山

昨日までの晴天から、薄っすらと雲のかかる朝であったが、頂上宿舎から眼下に白馬町が一望できる空模様でラッキー。
最終日のコースは、白馬岳〜三国境〜小蓮華山〜白馬大池〜蓮華温泉まで、いつか登った時の逆コースもっぱら下山、気分的には楽勝気分であった。

06:45 白馬 頂上宿舎を出発

昨日に続き先ずは、白馬岳山頂を目指しゆっくりスタートする。
山頂に着くと曇り空ではあったが、風もなく厳しい寒さから開放され、曇ってはいるが周りの山並みは360度しっかり見えるでは。

07:20 白馬岳 山頂(2932m)

山頂から、眼下を望めば白馬尻小屋へ続く大雪渓が見え、その先白馬町の街並みまで美しく見える。
北方向を望むと、遥か山並みの先には、懐かしい妙高山から山頂を白くした火打山がはっきりと見える。

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                          [ 大雪渓の先白馬の街並み ]

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                          [ 白馬岳山頂の方位盤 ]

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                        [ 遥か先には妙高山から火打山 ]

08:20 三国境の分岐点(2751m)

ここ三国境は、雪倉岳から朝日岳への分岐点で、如何にも長野・新潟・富山の県境である事を実感する。
この先蓮華温泉までは、我が故郷新潟県を歩くこととなる。

後を振り返ると、今しがた通過した白馬岳の大きく切れ落ちた山容が迫っていた。

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                           [ 大きく切れ落ちた白馬岳 ]

09:00 小蓮華山 山頂(2769m)

数年前、山頂が崩れ落ち標高が変わったと報じられた小蓮華山山頂は、危険につき立ち入り禁止のロープが張り巡らせ、残念ながら山頂には立てず。

この先、なだらかなライチョウ坂の稜線が白馬大池まで続き、右下には栂池園地の散策路が眼下に見渡せる。
同じ登山道でも、登った時の目線と下山で見る目線では、全く違った風景が新鮮に見える実感を味会う。

ライチョウ坂では、足元から胸にかけて白い羽毛に変わった雷鳥が、我々を歓迎するかのように真っ白な雪の上を散歩する姿の何と可愛かったことか。

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                         [ 立ち入り禁止の小蓮華山山頂 ]

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                        [ 白馬大池までの美しい稜線 ]

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                        [ 眼下の栂池ロッジの赤い屋根 ]

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                          [ ブッシュの手前に雷鳥が ]

10:15 白馬大池山荘(2400m)

小蓮華山からは、なだらかな稜線の登山道をゆっくりと白馬大池を望みながら高度を下げる。
白馬大池界隈は、一面草紅葉の静かな空間で、赤い実をつけたナナカマド、風にそよぐチングルマの花穂、併せてチングルマの一面の紅葉、秋終盤を思わせる風景であった。

珍しく、40分ほどの長い休憩の間、とても静かな山荘付近を散策する事が出来た。
この先、蓮華温泉まで最後の下山道となるが、ポツポツと小雨模様の天気に変わり、雨合羽上下を着用してのスタートとなる。

樹木の茂る下山道の足元には、大小さまざまな岩が転がる登山道で、転倒せぬよう足元の確保に全神経を集中しながら慎重に下る。

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                          [ 一面の草紅葉 ]

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                      [ 赤い実をつけたナナカマド ]

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                       [ 可愛いチングルマの花穂 ]

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                       [ 真っ赤なチングルマの紅葉 ]

11:30 天狗の庭(2050m)

白馬大池からジグザグの樹林帯を下ると、突然目の前が大きく開いた天狗の庭に出た。
生憎、雨模様の雲が立ち込め、本来は天狗の庭から大きな朝日岳と雪倉岳が望める筈ながら雲の中。

真っ赤に紅葉したナナカマドや、風の影響か盆栽のような曲がりくねったオオシラビソが目を引いた。
そのあと、一瞬であったが雲が下がり横一面にたなびいた雲の上に、朝日岳と雪倉岳の頂が現れる。

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                          [ 真っ赤なナナカマド ]

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                       [ 盆栽のようなオオシラビソ ]

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                       [ 一瞬見せた朝日岳&雪倉岳の頂 ]

13:00 蓮華温泉ロッジへ下山(1450m)

登山道両側の薄っすらと紅葉した樹林帯をなおも進むと、右手奥に湯煙のあがるガレた源泉地帯が「蓮華七湯」の野天風呂が見え、その下には蓮華温泉ロッジの赤い屋根が見え、三日間の長い縦走も終わりに近づいた。

下山道途中、真っ赤な実をつけたゴゼンタチバナや色鮮やかなヤマツツジが雨に濡れていた。
秘境の温泉場と言われる蓮華温泉は、モダンなロッジ風であった。

汗にまみれた体を蓮華の湯で流し、長かった今回の縦走の疲れを癒すに充分な温泉であった。

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                          [ 蓮華七湯 野天風呂 ]

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                        [ 雨に濡れたゴゼンタチバナ ]

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                        [ 色鮮やかなヤマアジサイ ]

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                        [ モダンな蓮華温泉ロッジ ]

16:00 糸魚川駅

蓮華温泉から、定期バスで長い山道を下り姫川に添って1時間30分ほどで糸魚川駅へ到着する。
糸魚川の小料理屋で、日本海のお魚中心の美味なる夕食を頂き、北北線経由越後湯沢へ出て上越新幹線で帰宅する。
とても早かったと言われる白馬岳初冠雪の縦走は、最高に素晴らしい想い出に残る山行であった。
ご一緒頂いた I コーチはじめメンバーの皆様に改めて御礼申しあげたい。


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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
ついこの間通った景色も、もはや懐かしいものとなっております。初雪のせいか、全然違った風景でもありますね。
私は何度も行きながら、まだ蓮華の湯には入ったことがありません。いずれはと思いつつも、今回も入らずに帰っております。
山いろいろ
2008/10/05 12:04
山いろいろ 様  こんばんは
自宅に帰り着き、早速、貴兄ブログを拝見させて頂きましたが、天狗の庭から見る朝日岳や雪倉岳の山並み、白馬大池界隈の草紅葉の様相が一変しているのには大変驚きました。
小蓮華山への稜線の紅葉、ハイマツの緑と草紅葉の紅葉が一際美しい眺望のようでしたね!!!・・・僅か4日ほどの違いで、こうも季節が変わるものかと、改めてビックリしております。
蓮華の湯、ここはお勧めの湯でした。
葦原ボーイ
2008/10/05 20:59
長野から入って、最後は糸魚川で日本海のお魚の夕食で締めくくり!
良かったですね。私は、つい食べ物の記事にばかり目が吸い付けられてしまいます(^_^;)
ステーキ、山中の温泉、展望、紅葉、初雪、下山後の温泉、日本海の幸・・・と良いこと尽くめでしたネ。
私は9月後半〜10月初旬と山は休止状態でした。
noritan
2008/10/05 23:48
noritan 様
帰り着いて、地図上を辿ってみると結構歩いたものだとは、思いましたが山いろいろ様には及びもつかないのんびり登山でした。
久し振りで見た、糸魚川からの日本海は本当に懐かしく思います。
糸魚川の「とても大きなバイガイ」のお刺身と煮付け最高した。
葦原ボーイ
2008/10/06 06:48
葦原ボーイ様
白馬三山の醍醐味を充分に共に楽しませて頂きました!
40年前に友人と雪渓を登った思い出が蘇りましたが、相変わらず臨場感溢れる紀行文と画像を有り難うございました。
kobochan
2008/10/06 16:22
kobochan 様
本日は、小雨模様の「成東・伊藤左千夫記念ウォーキング」、秋雨もまた趣があって良かったですね。 大変お疲れ様でした。
いつもご覧頂き誠に有難うございます。
青年時代の40年前に登られましたか・・・・まだまだザックもキスリング時代では? 登山道・山小屋なども相当に変わっていることでしょう。

葦原ボーイ
2008/10/06 17:22
アルプスらしい豪快な山旅を楽しまれましたね。
私は五竜岳登山の予定が悪天のため中止になりその後山はご無沙汰になっていますが葦原ボーイさんの記事で山旅を楽しむことが出来ました。
雪化粧をした山々、紅葉に包まれた白馬岳いいですね〜有難うございました。
ミニミニ放送局
2008/10/06 20:20
ミニミニ放送局 様 こんばんは
真夏の白馬岳、初冬の白馬岳、季節が違った素晴らしい北アルプスを堪能する事ができました。
鑓ヶ岳から白馬大池まで、剱岳から立山連峰、雪倉岳から朝日岳、其の先遥かに望めた日本海、妙高山から火打山へと360度の大パノラマを眺めながらの稜線歩きは、飽きる事のない素晴らしさでした。
葦原ボーイ
2008/10/06 21:01
葦原ボーイ様 素晴らしい山行で本当に良かったですね。新雪の白馬三山と聞いただけでも胸踊りますが、それを見事な写真付きで見られるのだからボーイに感謝感謝ですね。まっ白な雪とナナカマドの取り合わせ、雄大な展望など山はやっぱり良いなと改めて思います。そして以前一緒に白馬に登ったときのことなど思い出しています。ボクは昨日やっと広島から帰ったところです。頭がまだボーとして山モードになるには少し時間がかかりそうです。
yamachann
2008/10/11 16:49
yamachann さま  こんばんは
広島への帰省お疲れ様でした・・・ご母堂さまも大層お喜びでは!!!。
貴兄から、素晴らしかった「甲斐駒ヶ岳&仙丈ヶ岳」山行の話を聴き、とても羨ましく思っていたのですが、お蔭様で「白馬三山縦走」負けず劣らず記憶に残る素晴らしい初冬の山歩きを楽しむ事ができました。
夏にご一緒した時の登山道を、今回は下りましたが、登りで見る目線と下りで見る目線の風景、真夏と初冬の風景・・・全く印象が違いました。
お互い、何時までも元気で素晴らしい山歩きにチャレンジしましょう。
葦原ボーイ
2008/10/11 19:57
前夜の、記録破りの早い初冠雪のおかげで、紅葉とまだ残っている緑と白い雪とのコントラストのうつくしい、山行でしたね。楽しい山をありがとうございました。同じ山でも、それぞれの、目線、カメラアングルの違いが、interesting ですね。また、ぜひご一緒に、山に行かせて下さい。
yamachann様もご一緒に。
たんぽぽの花
2008/10/28 21:04
たんぽぽの花 様
コメント有難うございました。
実は、貴姉ブログの小蓮華山から「白馬大池へ向かう途中の絨毯のような美しい紅葉 船越ノ頭」と日本海まで見えた「富山湾へ注ぐ黒部川」の写真を拝見した時、生憎、メモリーが一杯になり次の休憩時までメモリーの交換ができず記録できなかった事を思い出しました。 
改めて、あの美しかった風景をインプットする事が出来、感謝しております。 ありがとうございました。
葦原ボーイ
2008/10/29 19:10
葦原ボーイさん
ブログトップの白馬 9・28の日付でこの記事に来てしまいました。

かめ 丁度その日に剣岳に登りました。27日に馬場島から入り早月小屋に幕営。11時頃だったので充分山頂を往復可能な時間でしたが小屋の佐伯謙一さんに凍っているから登れないと言われテントで酒を飲んでいました。
翌日行ける所までとテントを出ましたが特に問題もなく登頂できました。引き返す方のほうが多かったのですがね。
山頂から白馬鑓が白く見えました。
杓子は昨年5月始めに杓子尾根から登っています、懐かしい
かめ・ふー
2009/01/31 14:15
かめ・ふー 様
こんばんは
かめさん、剱岳へ行っておられたのですね、27日の鑓温泉小屋から白馬鑓ヶ岳から杓子岳の縦走路は完全に凍っていました。剱岳へは行った事がないのですが、小生の登山技術では無理かと??・・・・諦めておりますが・・・・いつか機会あればチャレンジしたいものです。お立ち寄り頂き有難うございました。
葦原ボーイ
2009/01/31 22:49

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☆ 『 白馬三山 V 』 【平成20年9月27日〜29日】  自然大好き・・・・・還暦からの山歩き/BIGLOBEウェブリブログ
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