自然大好き・・・・・還暦からの山歩き

アクセスカウンタ

zoom RSS ☆ 『 岩櫃山 』 平成20年8月27日(水)

<<   作成日時 : 2008/08/29 13:44   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 12

平成20年8月27日(水)  終日 薄曇り  時々 晴れ

画像
                          [ 高さ200mの絶壁 岩櫃山 ]

高崎駅でJR吾妻線に乗り換え 郷原駅で下車すると、駅の裏手、目の前に絶壁・奇岩が切り立った山容の岩櫃山が窺える。
山頂にお櫃を立てたような姿から岩櫃山と呼ばれたようである。

標高こそ低いが、岩登りのスリルが楽しめる岩山で、鉄梯子や鎖場の稜線を辿り山頂に立つと、雲の先には上信越の山々を一望する事が出来た。

天気予報では雨模様と危惧され難渋の岩場歩きが予想されたが、幸いにも予報に反し朝から薄日、暑からず寒からずの絶好の登山日和となった。

岩櫃山 795m

登り標高差 395m  下り標高差 395m
登り 11P  2.0K   下り  7P 1.0K 車道 7P 2.0K 合計  25P 5.0K

現地行動予定

12:00  郷原駅スタート           登り 11P  1時間半
13:30  岩櫃山山頂             下り  7P  1時間
14:30  車道(3本松)            車道 7P  1時間
15:30  岩櫃城温泉(JR吾妻線 群馬原町駅近く)

12:05 JR 郷原駅をスタート

千葉から、ここJR吾妻線までは遠く、上野から高崎経由で郷原駅へ着いたのが11時50分である。
無人駅を降り駅舎裏手を見上げると、これから登る奇怪な形の岩櫃山が直ぐ目の前であった。

駅から舗装された道を約30分歩くと、これから登る蜜岩コースの案内板の前に出て、吾妻町の水道施設の貯水槽の前が登山道の入口であった。

鬱蒼とした樹林の中は結構な急登道で、昨日降ったと思われる雨の所為か大変な蒸し暑さ汗びっしょりである。
しばらく進むと、小さなガレ沢に沿って早くも鉄梯子や丸太の階段を登ると稜線の鞍部に出る。

登山道の薄暗い樹林の下に、色違いのヒガンバナに似た花が現れる、はじめて見る 「キツネノカミソリ」 だそうである。 上に登るに従って群生している箇所が増え、花のないこの時期目の保養となる。

画像
                          [ 鞍部まで鬱蒼とした樹林 ]

画像
                          [ ガレ場の沢には鉄梯子が ]

画像
                         [ はじめて見たキツネノカミソリ ]


1:10 稜線の鞍部 (750m)

ここからは痩せた岩尾根がはじまるので慎重に歩かねば・・・・・・先ず、現れたのが「天狗のかけはし」であった。
「天狗のかけはし」は幅の狭い岩稜で高度感があり危険につきパス、右に分岐する迂回路から鉄梯子を攀じ登り、「天狗のかけはし」の下を通り抜け、なおもヤセ尾根を鎖に摑まりながら攀じ登ると岩棚のへつり道に出る。
ここからは、眼下に今登ってきた古谷の集落が見え、幾分かの高度感を味あう見晴らしであった。

画像
                          [ 天狗のかけはし 迂回路 ]

画像
                         [ この上が 天狗の架け橋 ]

画像
                           [ 迂回路の鎖場を登る ]

画像
                          [ 眼下には古谷の集落が ]

天狗のかけはしを抜けると、更に岩稜のやせ尾根が続き鎖場や鉄梯子が次から次に現れ、緊張の連続である。
周りの墨絵のような景色も広がり、稜線を吹き抜ける風も爽やかで、連続する岩場も楽しい一時であった。

山頂直下の大きな岩稜の、中ほどに大きな穴が二つ開きそこを潜り抜けて、山頂へ回り込む奇怪な岩である。
岩峰状の山頂へは、最後の鎖場の足場を慎重に確認しながら直登すると、周囲が切り立った狭い岩櫃山山頂であった。

画像
                        [ 墨絵の様な眺望 ]

画像
                         [ 素晴らしい赤松 ]

画像
                           [ 山頂への鎖場 ]

画像
                        [ 奇怪な二つ穴を潜り抜け ]  

画像
                     [ 岩櫃山 山頂まで あと僅か ]
  
14:30 岩櫃山 山頂(795m)

途中の急登尾根の鎖場で参加者全員が通過するのに、結構な時間がかかり当初予定時間に遅れること1時間、漸く岩櫃山山頂である。

周囲が切り立った狭い山頂で、山頂からは赤城山・榛名山・小野子三山や遠く草津白根山や上州武尊山等の上信越の山々を一望する雄大な展望が開けていた。

生憎、快晴ではなく薄っすらと雲がかかり、時々夏雲の切れ目から赤城山が一際大きい姿を見せていた。
切り立った足元には、吾妻川の蛇行した流れと東吾妻町や中之条町の市街が大きく広がり、周りの山の山腹には牧場であろうか・・・・・・緑の広場が開けていた。

画像
                           [ 岩櫃山 山頂 ]

画像
                         [ 切り立った足元の市街 ]

画像
                         [ 榛名山 方面 ]

画像
                         [ 赤城山 方面 ]

画像
                         [ これから通過する東峰 ]

画像
                         [ 今にも転げ落ちそうな岩 ]

山頂から、鞍部を隔てた東峰へ登り返すと、山頂と同じく素晴らしい展望であった。
東峰から、しばらく尾根道を辿ると8合目の標識がある。

15:35 8合目標識

この先、登り道と異なり狭い谷間へ降りてゆくと「天狗の蹴上げ岩」という岩の下に出る。
昼なお暗い鬱蒼とした谷間という感じの、沢通りコースと呼ばれている下山道であった。

次から次に大きな岩が登山道の両側に現れ、圧倒される景観であった。
時には、体一つが漸くすり抜けられるような岩の間の通過が出てくるなど変化に富んだ道であった。

ただ、この下山道は岩峰に囲まれた小さな涸れ沢沿いを只管下り、一旦、雨になったら激しい急流となるであろうと予想され、下山には大苦戦を強いられた事であろう。 
幸いにも、本日は雨にならずホントにラッキーであった。

画像
                           [ 8合目標識 ]

画像
                          [ 天狗の蹴上げ岩 ]  

画像
                           [ 両側に迫る大きな岩 ] 

画像
                           [ 谷底を進む ] 

16:20 一本松の駐車場へ下山  

最後の沢筋を抜けると、無人の案内所と案内板やトイレがある一本松の駐車場に出る。

画像
                         [ 岩櫃山 登山口 ]

16:50 岩櫃城温泉 くつろぎの館 

本日の入浴は、お城と見間違う作りの東吾妻町町営の「岩櫃城温泉センター くつろぎの館」、汗を流しゆっくりと今日の疲れを癒す。

入浴後、渇いた喉を良く冷えた生ビールで潤し、食事は高崎の駅弁とする事にして、群馬原町駅18:00発の高崎行きに乗車、高崎駅から19:29発の新幹線で帰路に着く。
 
お蔭様で今回山行は、標高僅か795mと小さな山ではあったが、久し振りに緊張しながらのスリリングな岩稜歩きが楽しく、とても充実感ある山歩きが出来た。

画像
                         [ 岩櫃城温泉 くつろぎの館 ]

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
「いわびつやま」初めて名前を知りました。
本当に仰せのように標高の割りには険しく、スリルあり、ちょっと怖いけど、面白そうですね。Wikiを見ますと、過去に滑落死した人も多いなんて書いてありますね。
キツネのカミソリは我が新潟「角田山」でお盆前後に咲いている花です。
私も今年は10日に行きました。
ほの暗い登山道斜面に一斉に咲いている様は幻想的な感じを受けます。
紅葉時も「紅葉祭事」が開催されるとありますね。
いつか行けるかな?
noritan
2008/08/29 16:31
noritan さん こんばんは
今日の千葉は、朝から凄まじいばかりの雷鳴と豪雨の一日でした。
岩櫃山で、もし、この雨の中を歩いたらと思うと、ゾットします。
岩場の登りもさることながら、下山の狭い沢筋の登山道は急流で、きっと土砂交じりの道になることでしょう。
ところで、「キツネノカミソリ」何度かブログで拝見させて頂いておりましたが、実物を見たのは今回が初めてでした。関東地方では少ないのでしょうか? 一緒のメンバーの大半がやはり始めて見たと感動しておりました。
薄暗い登山道斜面のその姿は本当に幻想的でした。
もし、行く機会がありましたら天候には細心の注意が必要と思います。
葦原ボーイ
2008/08/29 20:19
私も数年前に岩櫃山に登りました。
標高は低いものの手ごたえのある山ですね。ここに8月に登ると言うのは暑いと思います。でも予報より天気が良くなって良かったですね。
ここで雨のにあったら大変です。写真に人物を入れ山のスケール感が出ています。下山後のビールが美味しかったことと思います。
ミニミニ放送局
2008/08/30 11:53
葦原ボーイ様
大変なスリル満点なお山ですね!
いろいろな山への挑戦を羨ましく思います〜〜
天候も味方もされた様ですが、山ノ神(?)様も重々ご承知の方々への最高のプレゼントでした。
今回もご一緒に山頂までの登山を楽しませて頂きまして、誠に有り難うございました。
kobochan
2008/08/30 14:10
ミニミニ放送局 様  こんばんは
ミニミニさんも登られましたか・・・・確かに、稜線へ出るまでの薄暗い樹林帯はまさに蒸し風呂状態でした。
稜線からの、岩場歩きは結構変化があって楽しく歩くことが出来ました。
山頂での眺望が、薄曇りで今一だったことが残念でした。 
今般の集中豪雨に遭遇しなくて、ホントにラッキーな一日でした。
葦原 ボーイ
2008/08/30 23:44
kobochan 様
毎度コメントありがとうございます。
出かけるまで、先月の谷川岳のような雨になるのでは・・案じていました。
お蔭様で、スリリングな岩稜歩きを楽しむ事が出来ました。
歩きながら、今頃kobochanの火祭りは如何であったか、案じておりましたが
富士山五合目まで行かれたそうで、まあまあでしたね。
葦原ボーイ
2008/08/30 23:50
天候が今ひとつだったことは、非常に残念でしたね!
快晴であれば、赤城山方面や、榛名山方面の眺望が見事であったのではないでしょうか?
又紅葉時の眺めも格別なものがあるのではないでしょうか?
自分は山登りが出来ないので何時もこのシリーズを見て行った気分に浸らせていただいております。
元江戸っ子
2008/08/31 15:38
元江戸っ子様 こんばんは
稜線までは、鬱蒼とした杉林でしたが、それ以降の岩場にかかると明るい落葉樹林帯でしたので、とても気分良くスリリングな岩稜を辿ることが出来ました。 きっと秋の紅葉時には奇怪な岩場に、美しい紅葉の世界が展開していると思います。
葦原ボーイ
2008/08/31 18:54
なかなか変化があって面白そうなやまですね。新潟からもそんなに遠くなくて、日帰りできそうだし行ってみたいなぁ。でも、行きたい山のストックが増えるだけかも。(-_-;)
山いろいろ
2008/09/03 21:44
山いろいろ様 こんばんは
小さな山でしたが、鎖場・鉄梯子・ヤセ尾根・迫るような下山コース、兎に角変化の多い山でした。
ただ、雨の日だけは最悪になりそうです・・・・・。
葦原ボーイ
2008/09/03 23:27
聞いてはいましたが、中々面白そうな岩山ですね。
低山なので暑いところでしょうが、スリルで、涼しかったご様子ですね。
白馬で、お目にかかれるんでしたっけ。
よろしくお願いします。
たんぽぽの花
2008/09/06 22:26
たんぽぽの花 様  こんばんは
8月は休む間もなく山歩きだったようで、相変わらず充実した日々をお過ごしですね。 素晴らしい写真を楽しく拝見させて頂きました。
9月末の「白馬三山」参加予定です、お世話になりますが宜しくお願いします。
葦原ボーイ
2008/09/07 22:02

コメントする help

ニックネーム
本 文
☆ 『 岩櫃山 』 平成20年8月27日(水) 自然大好き・・・・・還暦からの山歩き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる