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zoom RSS ☆ 『 谷川岳 』 平成20年7月23日(水) 

<<   作成日時 : 2008/07/25 18:33   >>

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平成20年7月23日(水)  薄曇り から 激しい雷雨

昨日の、「平標山〜仙ノ倉山」に引き続き、本日はカルチャー教室の定例山行「谷川岳」である。
湯沢温泉の朝は素晴らしい快晴、ここでも快晴の上毛高原駅で千葉からの皆さんと合流する。

一昨年秋、天神峠からオキノ耳まで谷川岳を始めて歩き、感動した日がつい昨日のように思い出される。
その時は、谷川岳ロープウェイを利用して天神峠〜オキノ耳までの往復、翌日、紅葉真っ盛りの湯檜曽川を遡り蓬峠を越え土樽までのロングコースのトレッキングであった。

今回は、登りで谷川岳ロープウェイを使い天神峠からオキの耳まで登り、下山を西黒尾根の岩稜を下りラクダのコルから巌剛新道をマチガ沢の展望台へ下る予定である。

谷川岳(オキノ耳) 1977m

登り標高差 527m  下り標高差 1177m
登り 20P  3.0K   下り  27P 3.0K 車道 4P 1.5K 合計  51P 7.5K

現地行動予定

 11:00  天神峠を出発             登り  20P  2時間半
 13:30  オキノ耳(1977m)          下り  12P  1時間半 
 15:00  ラクダのコル(1500m)        下り  15P   2時間
 17:00  マチガ沢展望地点          車道  4P   30分
 17:30  谷川岳ロープウェイバス停 

11:05 天神峠リフト頂上駅(1502m) 出発

ロープウェイ土合口では青空であったが、登るにつれて薄雲がかかり、ロープウェイ頂上駅から望む谷川岳の双耳峰は、入道雲の下で僅かに霞んで見えていたが、次いで天神峠リフトの頂上駅を降りると、先ほどまで見えていた谷川岳はガスの中で見ることが出来なかった。

熊穴沢ノ避難小屋まで、樹林に覆われた木道を進むが、全くの無風状態で猛烈な蒸し暑さである。
右手遥か先には、大きな白毛門と笠ヶ岳が薄っすらと見える。

登山道には、ニッコウキスゲ・クルマユリ・クガイソウ・シモツケソウが現れる。

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                          [ ロープウェイ頂上駅から望む白毛門 ]

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                          [ 天神峠リフトからガスった双耳峰 ]

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                           [ 薄っすらと見える白毛門と笠ヶ岳 ]

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                               [ ニッコーキスゲ&クルマユリ ]

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                                [ クガイソウ ]

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                               [ シモツケソウ ]

11:50 熊穴沢の 避難小屋(1500m)

避難小屋手前から、谷川岳から下る綺麗な西黒尾根の稜線が望めた。

小屋前、いわお新道の分岐点から冷たい風が吹き上げ、冷蔵庫の扉の前に立った気分で、しばし猛烈な蒸し暑さから開放された気分であった。

この先、岩場の急登道に変わり少しづつ高度を揚げるが、相変わらず猛烈な蒸し暑さは異常なほどであった。
             
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                               [ いわお新道分岐点 ]

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                             [ この下から冷たい風が ]

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                             [ 岩場を慎重に登る ]

12:35 天狗の留まり場(1750m)

天狗の留まり場に一際綺麗な「クルマユリ」一輪が目にとまる。
小高い岩の上に立ち、眼下を見下ろすと一面雲が広がってきた。

この付近は既に、森林限界を越え一面緑の笹原に覆われ美しい眺望である。
その中に、これから目指すトマノ耳への木段の登山道が見えるが、その先は、ガスが激しく流れていた。

進行方向右手には、西黒尾根が近くに見え山頂まであと一息である。

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                              [ 天狗の留まり場 ]

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                               [ 岩場の先は一面雲 ]

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                             [ 色鮮やかなクルマユリ一輪 ]

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                               [ 美しい笹原 ]

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                               [ トマノ耳への木段 ]

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                               [ 西黒尾根の稜線 ]

13:25 肩の小屋(1963m)

万太郎山と西黒尾根の分岐点にでると、いよいよ空模様が怪しくなり一面雲で覆われた。

肩の小屋付近には、「シシウド」「シモツケソウ」「トリアシショウマ」「ギボウシ」「シャジン」「カラマツソウ」など、色々なお花が咲き乱れ急登道を登ってきた疲労感が癒される空間であった。

肩の小屋での休憩もそこそこに、オキノ耳まで先を急ぎ一旦下り登り道にかかった所で、大粒の雨が降りだし全員ここで雨具を装着し更に先に進んだが、猛烈な雨となり周りは全く見えない状態となる。

コーチの判断で、雷雲が来るまでに何とか肩の小屋まで戻り避難する事に決定、今来た道を引き返す事となる。
それにしても、本当に激しい雨で登山道は沢のような水が流れ落ち、慎重に足元を確認しながら進む。


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                             [ 万太郎山・西黒尾根への分岐 ]

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                              [ シシウド ]

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                               [ シモツケソウ ]

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                               [ トリアシショウマ ]

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                               [ ギボウシ ]

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                              [ シャジン ]

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                                [ カラマツソウ ]

14:15 肩の小屋(1963m)で一時避難

昨日の平標山では、先ず遠くに雷鳴が聞こえそれから雨になったが、今日の谷川岳では、雷の音が聞こえる前に激しい雨となり、その後で追っかけるように雷鳴が聞こえた。

とりあえず肩の小屋まで無事に戻り、熱いコヒーを飲みホット一息入れる事が出来た。

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                              [ 空は一面厚い雲 肩の小屋 ]

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                              [ 周りは一面厚い雲 ]

15:50 熊穴沢の 避難小屋(1500m)

肩の小屋で休憩後、当初予定の西黒尾根から巌剛新道への下山は中止して、降り止まぬ雨とゴロゴロとなる雷を聞きながら、兎に角、熊穴沢の避難小屋まで一刻も早く下山する事となる。

この間、標高差400mの下り道は結構段差のある岩場があり、足元には細心の注意を払いながら進む。

カメラは、ザックの中に収納し下山一筋集中して、流れ落ちる沢のような登山道を、慎重に慎重に先を急ぐ事となった。

薄っすらと見える山肌は、小さな沢が幾筋にも滝が流れ落ちているように、上から下に向かって激しく流れ落ちている光景が珍しかった。

熊穴沢の避難小屋に着けば、この先はロープウェイ山頂駅まで樹林帯を抜けるので、落雷の心配はなくなり一安心である。

ロープウェイ土合駅から水上駅までのバス時刻が迫っており、全員駆け下りるように最後の下山道を急ぎ、谷川岳ロープウェイ天神平駅を目指す。
              
16:40 谷川岳ロープウェイ天神平駅

ところが、なんと先ほど以来の雷でロープウェイが運転休止中と、聞けば、スイス製の最新鋭のロープウェイはコンピューター制御されており、雷雲が発生すると同時に自動的に電気が止まり運転中止になる、システムとのこと。

外は相変わらず激しい雨と雷鳴が聞こえ、当分運転再開が出来ないとの説明があった。
そのうち、係員が運転再開まで同社のレストランでお休み下さいと誘導があり、レストランへ行くと大変ご迷惑をお掛けして申し訳ないと丁寧なる謝罪があり、お待ちの間、ビール・コーヒー・アイスクリーム・蕎麦まで無料でご利用下さいとのサービスである。

自然現象によるトラブルで止むを得ない事態であるにも拘らず、全従業員一人一人が真心のこもった応対には、今時本当に珍しい立派な会社であると思った。

我々のほか、一般観光客や登山者が居たが、運転中止に対して誰一人文句を言う人が居なかった。
きっと、谷川岳ロープウェイ株式会社は普段からこのような異常時の対応について、しっかりした教育を社員に施し対応しているのであろう。

公共交通機関のこの種対応には、必ずと言っていいほど不手際が多くトラブルの元となっているが、見習って欲しいものである。

6時50分になり、これから手動操作でゴンドラを下へ運転しますと案内があり、我々グループは最初のゴンドラで下ることとなった。

通常運転であれば10分で下まで降りれるところを、同社の社員2名が乗り、50分かけてゆっくりゆっくり慎重に安全運転第一で暮れなずむ谷川岳を下り、7時40分に無事土合口駅へ下ることが出来た。

更には、下の駅で係員が本日の乗車料金を全て払い戻しますと、乗車時に払った料金を返金して頂いたうえ、今後ともこれに懲りずにまたいらして欲しいと、無料の往復乗車券(2000円2名分)を頂戴した。

当然帰りの上毛高原までのバスが無かったが、当社のバスで上毛高原駅までお送りしますと、本当に最後まで心のこもった対応には頭が下がる思いであった。

せちがらい昨今の世の中、一服の清涼剤を頂いた気分で帰宅することが出来、改めて、谷川岳ロープウェイ株式会社へ御礼申し上げます。

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                              [ 夕暮れの天神平スキー場 ]

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                               [ 暮れなずむ谷川連峰 ]

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
谷川岳は気候変動の激しい所、とうとう雷に遭ってしまいましたね〜、残念!。
それでも、ロープウェイ会社の徹底したサービスぶりを知る事が出来たことが、最高の収穫。読んでいるこちらもジ〜ンと胸に感じるものがあります。
こうした経験をすると、皆さんがリピーターとしてまた乗ってくれて、仲間にも口コミが広がり、この会社は益々繁栄する事でしょう。なかなか得難い体験をされたと思います。
これに懲りず、また上越国境の山をお訪ねください。
山いろいろ
2008/07/25 20:12
谷川岳は馬蹄型縦走をしようと行きましたが、同行者の思わぬハプニングで清水集落へ下山。再度、行きたい処です。
天候の急激な変化は怖いですが、でもこれも体験の一つですね。
事故なくて、何よりと思わねばなりませんネ。
私は、今年は夏の花々にはトンと縁が無くて・・・
クルマユリもまだお眼にかかっていない有様(ーー;)
綺麗ですネ!!
noritan
2008/07/25 21:37
山いろいろ様
早速のコメントありがとうございました。
当初の予定を歩けなかった事が、些か残念ではありましたが、このような急変する山での判断がとても大事と痛感しました。
最後のロープウェイでのトラブルに対する、爽やかなる対応で全て満たされた気持ちで帰ることが出来ました。新潟にはまだまだ登った事のない山が沢山ありますので、これからチャレンジしたいものと思ってます。
葦原ボーイ
2008/07/25 23:00
noritan 様
こんばんは、今夜は新潟は雨ですね。
以前、H/Pで谷川岳馬蹄型縦走のレポートを拝見させて頂いた記憶があります。
これで二回目の谷川岳ですが、いずれもロープウェイから天神尾根の往復で終わりました。いつか、天神尾根〜肩の小屋〜オジカ沢ノ頭〜万太郎山〜仙ノ倉山〜平標山と一泊で歩いてみたいと思います。そうすれば、今回行けなかった仙ノ倉山〜平標山を歩くことが出来ます。
葦原ボーイ
2008/07/25 23:11
一昨年秋に一緒に登った時のことを思い出しながらレポートを拝見しました。今回は雷雨に見舞われて大変だったようですね。それでもロープウエー会社の対応が素晴らしかったようで救われましたね。サービス業の原点をちゃんと実行してくれるというのは大変ありがたいですね。
yamachann
2008/07/26 15:28
この度のレポートを読ませて頂きロープウェイ会社の対応の素晴らしさに感動させて頂きました。山の自然の美しさもさる事ながら、谷川岳ロープウェイのリピーターもきっと増える事と思います。
何回の山行きにはこの様な感動的な体験をされる事も日頃の皆様の行いを山の神様もご覧になられてる事と大いに関係あります。
素的なレポートを読ませて頂き誠に有り難うございました。
kobochan
2008/07/26 17:07
yamachann 様
前日の平標山に続いて歩きましたが、お蔭様で懸念した膝痛は起こらず先ずは一安心でした。・・・今回から着用したタイツが良かったのかな???
平標山・谷川岳と連続、当初予定のコースが歩けなかったのですが、珍しいロープウェイでのトラブルのお蔭か、とても爽やかな気持ちで帰る事ができました。
葦原ボーイ
2008/07/26 19:00
kobochan 様
毎度、お立ち寄り頂きありがとうございます。
連日連夜の猛暑で閉口しておりますが、今回二日に亘る山も登れども登れども爽やかな風がなく、平地に居るような猛烈な蒸し暑さには些かまいりました。
挙句の果ては、雷雲に追いかけられながら雷鳴と豪雨の中での下山でした。
最後、ロープウェイ会社の素晴らしい危機管理体制の良さで救われました。
葦原ボーイ
2008/07/26 19:08
23日は並外れた暑さでしたがこの日に登山されたとは大変!汗地獄だったと思います。
山でカミナリがなると不安になりますね。自然現象では仕方が無いのですがそれにしても谷川岳ロープウエイ会社の対応は親切すぎるほどのものでしたね。飲み物や食べ物まで無料でロープウエイの無料券までとは恐れ入りました。これでは文句を言う人はいません。
暑い中お疲れ様でした。
ミニミニ放送局
2008/07/27 16:48
ミニミニ放送局 様
こんばんは
ご推察の通り、登りは経験したことのない蒸し暑さの汗地獄でした。
一転、下山は激しい激流のような流れの中の登山道、思い出に残る山行でした。
そんな苦労も、最後の心温まる谷川岳ロープウェイ(株)の応対が帳消しとなり、不完全燃焼だった山行が満たされた経験になりまた。
葦原ボーイ
2008/07/27 20:58
今日、糸の会の越後駒ケ岳から、帰ってきたところで、コーチから、ロープウエイ会社の対応について伺いました。中々、今の時代、そう言う少数の、良識が残っていると言うのはホッとしますね。
谷川の縦走とは、今回のことだったのですね。途中が雨やら、雷やらで、結ばれなかったですが、山のお天気は、仕方ありませんね。お膝が大丈夫だっただけでも、感謝ですね。平標山の後はどこにお泊りになったのですか?
私も当分強行スケジュールで、ブログ完成は、お預けです。
たんぽぽの花
2008/07/27 22:41
たんぽぽの花 様
おはようございます。
越後駒ヶ岳からお疲れのご帰館、早速お立ち寄り頂き有難うございます。
先ほど、糸の会H/Pで拝見しましたが、今回は超ベテランのお二人だったようですね。お蔭様で、平標山・谷川岳の両日、膝の痛みもなく楽しく歩くことが出来ホットしています。いつかまた、ご一緒に歩ける日を楽しみにしております。
葦原ボーイ
2008/07/28 08:03

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