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平成20年5月25日(水) 曇り のち 霧 から 雨 [ 蕎麦粒山 山頂 ] 本年度、2月「鹿倉山」、3月「雲取山」、5月「大岳山」に次いで4回目の奥多摩山行である。 蕎麦粒山・・・何とも面白い山名であるが、山頂の形が蕎麦粒のごとき三角形であり、別名を三角山とも呼ばれているらしい。 東京都・埼玉県の県境に位置するこの山は、奥多摩駅から北に、「本仁田山(1225m)」、「川苔山(1363m)」、「蕎麦粒山(1473m)」と並ぶ最奥にあり、奥多摩駅を挟み南には「御前山(1405m)」、「大岳山(1267m)」が位置する。 最近、奥多摩駅からのバス便と駅前からのタクシーの利用が不便となり、最も早い日原鍾乳洞行きバスが奥多摩駅前10時15分発、登山口の東日原着が10時39分着であり、スタート時間が11:00となる。 梅雨の中休みか、昨日は快晴の一日であったが、今日の天気予報では朝から曇り空、夕刻6:00以降が雨の予報、幸いにも奥多摩駅に降り立つと、どんよりした曇り空で冷たい風が吹き抜けていた。 蕎麦粒山 1473m 登り標高差 823m 下り標高差 1023m 登り 27P 6.5K 稜線 9P 2.5K 下り 10P 1.5K 林道下り 27P 6.5K 合計 73P 17.0K 現地行動予定 11:00 東日原バス停 スタート 登り 27P 3時間半 14:30 一杯水避難小屋 稜線 9P 1時間 15:30 蕎麦粒山 山頂 下り 10P 1時間 16:30 林道 林道 下り 27P 2時間・・・・・約 6.5K 18:30 川乗橋バス停 10:50 東日原登山口 スタート 登山道入口へはバス通りを少し先へ進み、駐在所の前の小道を上がったところから登り始め、急斜面に人家が建つその庭先を通り抜け、ツヅラ折リのジグザグした鬱蒼と茂る杉林の中の急登道であった。 梅雨のこの時期ではあったが、曇り空のもと蒸し暑さは無く冷たい風が程よく吹き抜け、登山道の片隅に咲くフタリシズカの白い花々を眺めながら標高900m辺りまで一気に登り小休止である。 [ 東日原バス停 ] [ 鬱蒼と茂る杉林 ] [ フタリシズカ ] 11:30 標高900m地点 この付近が植林と自然林の境界となっているようで、今までの薄暗かった杉林から明るい雰囲気の自然林に変わり、樹間からは春ゼミの賑やかな鳴き声が聴こえる。 尚も進むとヨコスズ尾根の先端に出て、登山道は小広い尾根筋を上がるが、直ぐ南斜面を進むようになる。道の下側は先ほど通ってきた植林帯。左は尾根筋で緑濃い美しい自然林に包まれている。 [ 緑美しい自然林 ] [ ハルゼミの抜け殻 ] 標高1250mの滝入ノ峰からは、ブナやミズナラの美しい尾根道となり、晴れていればこの辺りから川苔山、本仁田山、遠くに大岳山を眺望できるようであるが、生憎、霧が出始め周りの景色は望むことが出来なかった。 足下に注意してしばらく進むと両側が大きく切れ落ちた狭いやせ尾根に出る。 [ 大きなブナ ] [ 大きく切れ落ちたヤセ尾根 ] 登山道には、白いウツギ・咲き残りのツツジやギンリョウソーなどが、眺望の無い尾根道を楽しませてくれた。 倒木が目に付く広い尾根を登るようになる。やせ尾根から一杯水避難小屋までちょうど半分くらいのところか。 しばらくすると道は西斜面を進むようになり少し急登となる。登った先にまだ尾根が続き、岩の付き出た尾根を越えてから大きなアセビの林を抜けると一杯水避難小屋であった。 [ ウツギ ] [ ツツジ ] [ ギンリョウソー ] 13:45 一杯水避難小屋(1450m) 天目山(三ツドッケ)との分岐点にある小綺麗な避難小屋である。 今回は、天目山へは立ち寄らず、この先長沢背稜を仙元峠から蕎麦粒山へと向かう。 避難小屋の中を覗くと、掃除の行き届いた綺麗な内部で裏手にはトイレまで設置されていた。 ここで、更にガスが深くなり周りの景色は益々霧の中、冷たい風と肌には冷たい水滴を感じるようになる。 避難小屋から200mほど下った所に、一杯水の水場があった。 [ 周りは深い霧 ] [ 一杯水避難小屋 ] [ 天目山への分岐 ] [ 一杯水の水場 ] 15:00 仙元峠(1440m) 避難小屋から、大きなブナの木が茂る尾根道を2キロほど進むと、秩父浦山口への分岐点である浅間神社の祠が祀られた仙元峠に出る。 周りは、大きな樹木に囲まれ全く見通しは利かない。 本日目指す蕎麦粒山まではあと僅か500mくらいである。 [ 秩父浦山への分岐 ] [ 浅間神社 祠 ] 15:15 蕎麦粒山 山頂(1473m) 登り始めて概ね4時間、漸く目指す蕎麦粒山山頂であった。 山頂は大きな樹木に覆われ、僅かに南面が開けていたが一面ガスの中では、眺望を楽しむことは出来ず。 本来、晴れていれば今まで歩いてきた広葉樹林の尾根道は、素晴らしい眺望が楽しめたのではと残念であった。 また、山頂からは僅かに開けた南面には、川苔山方面の奥多摩の山並みが見れたのでは???? [ 山頂に鎮座した岩 ] [ 南面 川苔山方面 ] 山頂で小休止している間に、今までの霧が雨粒に変わり予想より早めの雨模様となってきた。 これから先の雨を考え、全員ここで雨具上下を着用して下山準備をする。 ここでカメラはザックへ格納、只管、下山に集中する事とした。 休憩もそこそこ日向沢ノ峰方向へ下山開始、急登道を下ると一面マルバダケブキが茂る明るい斜面である。 急坂を下るとコースはがらりと変わり、先ほどまでのヤセ尾根から一転、明るい防火帯が切られた美しい尾根道を気分良く進む。 幾つかのコブを越した所で、本日下山する川乗橋への分岐点を過ぎている事に気付き、引き返す事となった。 注意深く今来た道を引き返すと、標識は無いが二本の木に赤テープがある場所へ出た、よほど注意しなければとても見つけることが出来ないような分岐点であった。 16:40 川乗橋林道への分岐点 林の中の、かなりの急登道で一歩一歩ストックを使い慎重に下ると、仙元峠からのまき道へ出た。 この先のコースが、また、はっきりとせず30分ほど確認のため小休止となる。 右に大きく切れ落ちた斜面の細い登山道を進むと、濡れた足場が滑る木橋が現れ、滑落せぬよう慎重に渡り先を急ぐ。 川乗橋の奥多摩駅行き最終バスが17:01であり、予定時間より大幅に遅れた行程時間を取り戻すべく、全員必死で先を急ぐ。 17:35 塩地分岐(百尋ノ滝) 薄暗い急登道から林道へ出た時は、先ずは一同ホットした瞬間であった。 [ 林道 登山口へ下山 ] ここから先、約6.5キロの林道を1時間半で下山しないと最終バスに間に合わない!!! コンクリート舗装の林道を、トップで歩くメンバーは駆け足状態で先を急ぐ、薄暗くなった林道の中は結構落石が散らばり、足元を慎重に見ながら躓かぬよう、駆け下りるスピードであった。 19:00 川乗橋 バス停 下り始めて、細倉橋、聖滝、川乗橋バス停まで、深い山中の林道を最後まで休み無く歩き続ける。 バス停では、既にバスが到着していたが最後のメンバーが到着するまで、待ってもらい全員無事に乗車して奥多摩駅まで帰ることが出来た。 まさに神業、滑り込みセーフでバスへ乗り込み。 奥多摩の山も色々歩いたが、本日のコースはとても難しいコースに加えタフなコースであった。 定例の下山時、入浴も夕食も本日はなし、奥多摩発7時31分発で帰宅する。 ここもと、膝のトラブルで悩んでいたが、今日の強行山行では、お蔭様で膝のトラブルも無く最後まで無事に歩き通す事が出来多いに自信になった。 今朝、起床後さしたる筋肉痛も無く心地よい疲労感だけ感じられ、来月以降の山行も楽しく歩けるのではと、楽しみが増えた山行であった。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
自分が初めて奥多摩に登ったのが、中日原バス停から鷹ノ巣山でした。今回の東日原バス停からのレポート、興味深く読ませて頂きました。 |
山いろいろ 2008/06/26 22:37 |
山いろいろ 様 こんばんは |
葦原ボーイ 2008/06/26 23:21 |
蕎麦粒山と、変った名前の山に登られたのですね。 |
yoterry 2008/06/26 23:43 |
yoterry 様 |
葦原ボーイ 2008/06/27 08:53 |
おはようございます。 |
元江戸っ子 2008/06/27 08:57 |
元江戸っ子 様 |
葦原ボーイ 2008/06/27 09:25 |
今回の山は視界は効かなかったけど、結構タフで道もわかりにくく、その意味では記憶に残る山でしたね。ボクなども最後の2.5キロを興にのって一気に走り降りてしまいました。おかげでバスの時間の10分以上早く到着ということになりました。これってエライのかバカなのかどちらでしょう?ところで今回は膝の痛みが出なかったようで良かったですね。このまま良くなるとよいですね。 |
yamachann 2008/06/27 10:46 |
葦原ボーイ様 |
kobochan 2008/06/27 14:30 |
蕎麦粒山登山お疲れ様でした。 |
ミニミニ放送局 2008/06/27 15:50 |
yamachann 様 |
葦原ボーイ 2008/06/27 18:15 |
kobochan 様 |
葦原ボーイ 2008/06/27 18:23 |
ミニミニ放送局 様 こんばんは |
葦原ボーイ 2008/06/27 18:42 |
関東は、曇りまたは、晴れて暑いくらいでしたから、これは、ボーイ様達は、お天気の中の多磨、だとばかり思っていました。 |
たんぽぽの花 2008/06/27 20:38 |
たんぽぽの花 さま |
葦原ボーイ 2008/06/27 22:02 |
一杯水、ソバツブ山方面は、大変地味な山域でご苦労さまでした。若い頃日原方面の沢登りを良くやりましたので懐かしく拝見しました。ブログを見るのも楽しみです。 |
ビデオ楽し 2008/06/28 10:59 |
ビデオ楽し 様 |
葦原ボーイ 2008/06/28 12:06 |
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