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平成19年11月24日(土) 初冬とは思えない 快晴 [ 千曲川(信濃川)源流の標識 ] 甲武信ヶ岳(日本百名山)は奥秩父に位置し、甲州(山梨県)・武州(埼玉県)・信州(長野県)の三国を跨ぐことがこの山名の由来のようである。 また、甲武信ヶ岳は太平洋と日本海の分水嶺をなし、千曲川を経て信濃川となり日本海へ、笛吹川を経て富士川となり太平洋へ、荒川は埼玉県・東京都の関東平野を流れ太平洋へと流れる日本有数の源流であり、この地の一滴の源流がやがて大きな流れとなり大海に注でいる。 今回登山コースは 長野県の小海線は信濃川上駅をスタート、毛木平から滑滝を経て千曲川源流遊歩道をゆっくり登り、日本最長を誇る信濃川の源流である千曲川源流をたどり、甲武信ヶ岳山頂に登り甲武信小屋で一泊、翌日、甲武信小屋から再び甲武信ヶ岳山頂へ登り、 木賊山・破風山・雁坂嶺・雁坂峠の稜線歩きを楽しみ、山梨県の西沢渓谷へ下山するコースである。 甲武信ヶ岳 2475m 木賊山 2469m 西破風山 2318m 雁坂嶺 2289m 24日(土) 行動スケジュール 毛木平 〜 山津波の慰霊碑 〜 滑滝 〜 千曲川源流 〜 奥秩父縦走路分岐点 〜 甲武信ヶ岳 山頂 〜 甲武信小屋(泊) 登り 35P 登り標高差 975m 距離 8キロ 現地行動予定 12:00 毛木平出発 登り35P 4時間半 16:30 甲武信ヶ岳 甲武信小屋泊まり 12:05 毛木平駐車場(1400m) 11月下旬にしては珍しいほどの空模様、千葉〜東京〜山梨県へと中央線で進むが、何処まで行っても透き通るような青空、今日明日の楽しい山行が予想された。 中央線小淵沢駅で小海線に乗り換え、信濃川上駅で下車、マイクロバスで本日の登山口毛木平駐車場まで進む。 マイクロバスを一歩降り立つと、流石、標高1400m地点、風が無いとはいえ、空気は肌を刺すように冷たい、初冬の今の時期自ずと体が緊張する。 [ 紅葉も終わり静かな 毛木平駐車場 ] 駐車場から砂利道を進むと毛木平分岐に到着、右が千曲川源流を経由して甲武信ヶ岳へ、左が十文字峠を経由して甲武信ヶ岳へ向かう分岐点である。 分岐からは、右にコースを取り千曲川源流の西沢を左手に眺めながら広い林道を進み、山津波の慰霊碑を過ぎると、道幅が狭くなり登山道らしくなる。 12:50 山津波の慰霊碑(1550m) [ 山津波の慰霊碑 ] ここから暫く、左手には清らかに流れ落ちる西沢の渓流を眺めながら、すっかり落葉した明るいカラマツの並木道を進む。 日当たりの良い場所に出ると、今日が11月24日かと???思えるほどの陽だまりの登山道である。 一方、左手の西沢(千曲川源流)は先日以来の寒さで、清流の表面が美しい形で氷結し始め、夜間の厳しい寒さを実感する。 [ 白樺の木肌が陽に輝いて見える ] [ 西沢の清流も氷の結晶 ] 13:35 ナメ滝(1783m) 相変わらず、清流の心地よい沢音を聞きなが少しづつ標高を上げ、進むと、ナメ滝と呼ばれている、滑らかな大きな一枚岩を流れる滝が現れる。 これでも滝というのでしょうか? 登山道には、数日前の雪であろうか、北斜面には解けずに残った残雪が凍り、足許には滑らぬよう慎重に気をつけながら登るも、アイゼンを着用するほどではなかった。 [ 滝というより滑り落ちるナメ滝 ] いよいよ、千曲川源流も近くなり川幅も狭まり、流れの表面の氷結も様々な形が現れ楽しい。 更に標高を上げ、2100m地点で今まで左手にあった西沢を横切り、右手に進路を変えて進む。 [ ここで木橋を慎重に渡り対岸へ ] 15:25 千曲川(信濃川)源流の標識(2150m) [ 千曲川 信濃川 水源地標 ] 西沢を横切った所で、樹林帯の間から甲武信ヶ岳をチョッピリ確認、まだまだ遠い!!! 尚も、西沢を数回横切り沢の流れが急に緩やかになった所が、【千曲川 信濃川 水源地標】の標識が立ち、ここがまさに源流であった。 標識の足元から階段があり、そこを下ると木の下の穴から清らかな水が流れ出していた源流であった。 この一滴の滴が集まり、西沢となりその先で千曲川に、更には、日本最長を誇る信濃川に変わり、我が故郷、新潟で日本海に注ぐと思うと感無量である。 [ ここが千曲川(信濃川)の源流 ] 源流から、原生林に覆われたジグザグの急登道を登り切った尾根上が、奥秩父主脈縦走路の分岐点であった。 15:55 国師ヶ岳・金峰山と甲武信ヶ岳への分岐点(2350m) 右(西)へ進むと国師ヶ岳から金峰山へ、左(東)が目指す「甲武信ヶ岳」への分岐点である。 午後も4時前、冬場の落日は早く日差しが弱くなり、吹く風も一段と冷たさを増し、きっと氷点下の気温では・・・・・・一刻も早く山頂へ急げ・・・・・山頂からの夕日を見なければ。 [ 甲武信ヶ岳への分岐点 ] [ 分岐点樹林から暮れなずむ空 ] 分岐点から、樹林帯の尾根道を歩き程なく樹林帯が切れ、突然展望が開け正面に岩場が現れ、慎重に登りきったところが甲武信ヶ岳山頂でった。 16:30 甲武信ヶ岳山頂(2475m) 山頂は、程なく始まるであろう日没を迎え、西の空が茜色に染まっている。 目の前に広がる、国師ガ岳と五丈岩がはっきり見える金峰山の先へ陽が落ち込むようである。 日没後、まだ薄っすらと明るい空には、富士山の姿を僅かに見ることが出来、幻想的な夕暮れであった。 明朝、お天気も良さそう・・・・・360度の大パノラマは改めてじっくり楽しむ事にしよう!!! [ 国師ヶ岳の先に日没 ] [ 夕闇に うっすらと 富士山 ] 16:45 甲武信小屋(2400m) 陽が落ちると、とたんに冷たい風が吹き抜け兎に角寒い!!! 真っ暗になる前に小屋へ辿りつかねば。 山頂からは、急登の樹林帯を一気に下った所が今夜の宿 【甲武信小屋】 であった。 宿のご主人 「とくさん」 こと 「山中徳治氏」 が、『お疲れ様』!!!とご挨拶。 宿泊申し込み手続きを終え、お茶を頂いた後二階へ案内される。 宿泊者は結構いたが、夫々布団一枚に一人と余裕の宿泊であった。 PM5:30から夕食である、暖かなカレーライスを美味しく頂く。 食後、「とくさん」出演する甲武信ヶ岳を紹介する素晴らしいビデオを鑑賞する。 今度は、美しい石楠花の咲く時期に来て見たいものと思った。 |
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信濃川の源流でもあるんですね。遠く三県の分岐から日本海に続くのも、なんだか不思議な気がします。 |
山いろいろ 2007/11/26 17:51 |
山いろいろ 様 |
葦原ボーイ 2007/11/26 18:16 |
いや〜!懐かしい奥秩父の甲武信岳、今から60年前まだ中学3年の晩秋に田部重治の「笛吹川を遡る」に憧れ、塩山から徒歩で初めて登った山です。当時濃霧と冷たい雨に降られ、しかも至る所に米栂の倒木があり初めて見るサルオガセ、苔蒸した道に散々苦労させられ、2泊3日の予定が3泊4日となり、信濃川上の小学校に泊めて貰った山行でした。 |
ビデオ楽し 2007/12/02 21:46 |
ビデオ楽し 様 |
葦原ボーイ 2007/12/02 23:33 |
信濃川の源流が埼玉・山梨・長野の県境の甲武信ヶ岳から新潟へ流れ注ぐ大河となって日本海へ。以前は信濃川の源流は北アルプス槍ヶ岳と思っていました。千曲川は幾つかの川が合流することにより新潟に入り信濃川に川名がかわるのですね。槍ヶ岳には登りましたが甲武信ヶ岳はまだ登ったことがありません。 |
風 2008/08/14 17:31 |
風 さま |
葦原ボーイ 2008/08/16 07:54 |
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