自然大好き・・・・・還暦からの山歩き

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS ★ 『 槍ヶ岳 U』 【平成19年9月11日】

<<   作成日時 : 2007/09/16 00:55   >>

トラックバック 0 / コメント 2

平成19年9月11日(火) 行動中雲一つ無い快晴 夕刻4:00 曇り空

画像
                   [ 午前5:20 槍沢ロッヂの夜明け ]

本日の予定コース
槍沢ロッジ 〜 水俣乗越分岐 〜 天狗原 〜 槍ヶ岳山荘 〜 槍ヶ岳 山頂往復
登り  35P  標高差 1355m   距離  7キロ

午前5時起床、ロッヂ前庭へでると冷たい空気が心地よい朝であった。
東の空が薄っすらと明るく、昨日の雨模様の天気から一転素晴らしい晴天のようである。

本日のコースは、標高2094mの大曲(水俣乗越分岐)地点から、槍ヶ岳を眺めながら標高差830m約4キロが、最高の急登道のようである。

6:30 槍沢ロッヂ(1825m)

槍沢ロッヂから暫くは樹林の登りが続き、途中、右手に突然大きなカブト岩が現れる。
暫く登ると30分ほどで、視界が開けババ平という台地状のキャンプ場へ出る。
登山道は、この先から槍沢の急登が続くが、目の前が大きく開け真っ青な初秋の空が爽やかであった。

画像
                          [ ババ平から槍沢上流を望む ]

7:40 大曲(水俣乗越分岐)(2094m)

やがて登山道はU字谷に変わり、ジグザグとゆっくり登ると、東鎌尾根の水俣乗越への分岐点が大曲である。

槍沢が左に大きく曲がり、左右の山肌からは幾筋もの水が流れ落ち、ここが梓川のまさに源流という風情がなんとも美しい景観であった。

ここまで来ると、大き樹木は無くハイマツに覆われた緑や、足元には遅咲きの可愛い花々が現れ、苦しい急登道の登りを癒してくれる。

画像
                          [ 水俣乗越分岐 ]
画像
                           [ 右手は東鎌尾根 ]
画像
                           [ 碧い空に お花が一杯 ]

8:50 天狗原分岐(2348m)&天狗原 往復(2524m)

ここで、槍沢をちょと離れ氷河公園(天狗原)まで石畳と岩道の寄り道である。
天狗原までは、往復空身で1時間程度、ザックをデポして途中一面お花畑のような斜面を快適に散歩気分で歩けた。

天狗原から、待ちに待った日本のマッターホルンと呼ばれる 「槍ヶ岳」 の美しい姿が見え感動を覚える。
天狗原中央には、とても可愛い天狗池があり 「逆さ槍ヶ岳」 が写りこむ、絶好の景勝地であった。

分岐点から天狗原までの、道筋には夏の盛りを思わせるほどの花々が、今を遅しと咲いており初秋のこの時期、ある一面夏の終わりの時期でもあった。

あまりの景観で、天狗原では珍しく1時間の大休憩となり、思う存分自然の息吹を肌で感じ取ることが出来て大満足!!。

画像
                           [ 天狗原 分岐 ]
画像
                          [ 天狗原から 槍ヶ岳 ]
画像
                          [ 天狗池の 逆さ 槍ヶ岳 ]
画像
                          [ ミヤマトリカブト ]
画像
                        [ イワオトギリソウ ]
画像
                           [ ミヤマシシウド ]
画像
                          [ タカネシオガマ ]
画像
                           [ チングルマの穂 ]

再び天狗原分岐まで戻り、ハイマツに覆われた氷河時代に出来たといわれるモレーンの上に出た。
この辺りの登山道は、ガラガラの岩道でしっかり足元を見て歩かないと危ない道であった。

この先、進む登山道の先には槍ヶ岳のあの鋭い山頂部の三角形が見え、いよいよ、目指す槍ヶ岳も直ぐそこと実感する、が、道はますます急登となり喘ぎ喘ぎ登ることとなる。

11:20  坊主岩小屋(2007m)

槍ヶ岳を開山したと言われる播隆上人ゆかりの坊主岩小屋である。
ますます槍ヶ岳が大きく見えあと1.25キロ、右手東鎌尾根上にはヒュッテ大槍の赤い屋根が、その少し下中程には殺生ヒュッテの赤い屋根が、更に、槍ヶ岳肩には今夜の宿槍ヶ岳山荘の大きな建物が目に飛び込み、目指す槍ヶ岳まであと一歩を実感する。

登山道右手上、表銀座コース東鎌尾根の上には、独特のピラミッド型の山頂を見せる常念岳の美しい姿が現れた。

画像
                           [ 坊主岩屋下 ]
画像
                           [ 坊主岩からの 槍ヶ岳 ]
画像
                       [ 東鎌尾根の先には 常念岳 ]

13:00 殺生分岐(2850m)

ここが最後の休憩地、一歩一歩重い足を上げ殺生ヒュッテが直ぐ目の前である。
槍ヶ岳もますます大きくなり、山頂直下の登り専用下り専用2本の鉄梯子も見えてきた。
下から見上げると、何組かの山頂アタック中の姿がはっきりと見えるでは。

画像
                           [ 殺生 分岐 ]
画像
                          [ 殺生分岐から 槍ヶ岳 手が届きそう ]

14:00 槍ヶ岳山荘(3080m)

殺生分岐からは、頭上に槍ヶ岳や槍ヶ岳山荘が手に届くように近いが、最後の急登道はなかなか届かず苦しい登りであった。

ヒュッテ大槍からの東鎌尾根と合流したところが、肩の広場で漸く到着である。

朝6:30から歩き始め7時間半で槍ヶ岳山荘へ無事到着、感無量であった。
標高差1355mは、随所に厳しい所もあったが、爽やかなお天気に恵まれ、とても楽しい山登りが出来た。

さー・・・・・これから 【槍ヶ岳 山頂】 あと100m鉄梯子と鎖への挑戦である。
下から見上げると、ほぼ、垂直に見えるルート上には白いペンキでコースが表示され、ところどころに鎖や鉄梯子が見える。
山頂直下には、登り専用・下り専用 別々のルートで2本の鉄梯子が見え、何組かの登山者がへばりついている姿が見える。

画像
                           [ 槍ヶ岳 分岐 ]
画像
                           [ 槍ヶ岳 山荘 ]
画像
                           [ 東鎌尾根から常念岳方面 ]
画像
                           [ 飛騨乗越から大喰岳方面 ]

14:50 槍ヶ岳 山頂(3180m)

槍ヶ岳山荘で一休みの後、空身で 14:30 スタート山頂へチャレンジである。
無風晴天下の好条件でスタート、岩角にしっかり手を添え慎重に一歩一歩登り、クサリバや鉄梯子をしっかりと辿れば、下で見たよりは難しくない最後のチャレンジであった。

幸いにも、登山者が少なく我々のほか、僅か二・三組が登っているだけで、渋滞する事無く順調に往復できた。

我々全員が 16:00頃 下山完了すると、今までの晴天が一転、突然下からガスが吹き上げ一面乳白色、槍ヶ岳もガスの中となる。・・・・紙一重・・・・・ラッキーの登頂であった。

その後は、槍ヶ岳の山頂は雲の中、夜半からは雨模様となり翌日のご来光を見ようとの、再度の登頂は出来なかった。

槍ヶ岳山頂は狭いながらも小さな祠があり、展望は360度の大パノラマで素晴らしい!!。

南側眼下には登って来た槍ヶ岳山荘が見下ろせ、その先、大喰岳、中岳、南岳、更にその奥には鋭い岩峰の穂高連峰が見える。

東側は急登道を登ったU字谷の槍沢、殺生ヒュッテ、左の東鎌尾根上にはヒュッテ大槍の赤い屋根が小さく見え、その後方には大天井岳から燕岳へ続く表銀座の稜線、更には独特なピラミッド形の常念岳が続いている。

北側の眼下には、足も竦む険しい岩稜の北鎌尾根から独標、その先、水晶岳や立山、剣岳など北アルプスの名峰がならび素晴らしい眺望だ。

西側には、小槍の穂先の先には笠ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳などの大パノラマが広がる。

幸いにも、山頂は我々のパーティーだけで独り占め、心地よい風を感じながら、その素晴らしい景観に酔いしれていた。

一大展望を楽しんだら慎重に下ろう・・・・先ずは、下り専用の鉄梯子から下りルートを慎重に足元を確認しながら、肩の広場へ降りるまでは気が抜けない。

画像
                           [ 肩の広場から 槍ヶ岳 全景 ]
画像
                         [ 槍ヶ岳 山頂 祠 ]
画像
                           [ 槍ヶ岳 山頂 ]
画像
                         [ 小槍の穂先  双六岳 三俣蓮華方面 ]
画像
                           [ 遥か雲の先は 燕岳方面 ]
画像
                          [ 山頂直下は 北鎌尾根から独標 ]
画像
               [ 常念岳から穂高連峰までの大パノラマ ]

16:00 槍ヶ岳山荘 

全員が無事に山荘へ立ち戻ると、時を同じくして天候が急変、一面がスに覆われ今まで見えていた槍ヶ岳の姿がガスの中、本当にラッキーとしかいいようのない本日の登頂であった。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
間一髪の天候に恵まれての頂上、登った甲斐がありましたね。
燕岳〜大天井から槍を目指したのですが、突然コースを変えた台風に遮られて、水俣乗越から命辛々で上高地にエスケープした事があります。
それ以来、槍に向かっていません。来年当たり挑戦したいと思っております。
山いろいろ
2007/10/08 18:14
山いろいろ様
コメント有難うございました。
折角の表銀座コースを目指しながら、憎くき台風には勝てず残念でしたね。
今回は、本当に不思議なぐらい初日雨だった所が、帰路快晴になり、槍ヶ岳山頂は仰る通り間一髪の晴れでした。
昨年秋、燕岳からの【槍ヶ岳】一度でいいから登ってみたいと、思っていたのが、お蔭様で実現でき最高でした。 
山いろいろ様の、槍ヶ岳登頂が快晴でありますよう今からお祈りしております!!!
葦原ボーイ
2007/10/08 18:43

コメントする help

ニックネーム
本 文