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平成19年5月23日(水) 終日素晴しい五月晴れ [ 標高1500m地点から南側 三ッ峠 微かに 富士山が ] 今回は、大菩薩・道志山系の山梨百名山大菩薩連峰南端に位置する滝子山である。 滝子山山頂西よりのピークから派生する急な尾根が南稜コース(寂惝尾根)で、標高差は概ね1000m、上部は岩稜の急峻な尾根で、取り付け地点にある別荘名にちなみ「寂惝尾根」と呼ばれている。 ガイドブックによれば、上部は岩稜の急峻な痩せ尾根で一般向きとはいえず、体力・技術ともある程度のレベルを有し、下降は避けたいコースとして紹介されていた。 滝子山(1610m) 車 道 2.5キロ 車道 8P 登り標高差 1010m 登り 3.0キロ 登り 31P 下り標高差 1010m 下り 4.0キロ 下り 22P 車 道 4.0キロ 車道 15P 合 計 13.5キロ 76P 行動予定 9:15ごろ 笹子駅出発 (2.5km) 車道 8Pを 45分 10:00ごろ 寂惝尾根登山口 登り 31Pを 4時間 14:00ごろ 滝子山(1610m) 下り 22Pを 2時間半 16:30ごろ 林道 (約4km) 車道 15Pを 1時間 17:30ごろ 笹子駅 9:00 笹子駅 スタート 中央線方面山行には、定番の千葉 6:38発の特急あずさ3号で大月乗り換え、予定通り9:01に笹子駅着。 今週は珍しく連日素晴らしい五月晴れが続き、今朝の笹子駅前も爽やかな五月の風が吹き抜け、目にも眩しい新緑の山歩きが楽しめそうな予感であった。 笹子駅から吉久保集落を経て稲村神社を抜け、中央高速道路の下を過ぎた原地区桜公園まではゆるやかな登り道の舗装道路であった。 9:30 寂惝尾根登山口 程なく、右に未舗装路をとると寂惝尾根登山口であった。 山裾に2〜3棟の別荘用建物があり、そのうちの1棟が寂惝庵だそうである。 これから先、急登の登りに備えストレッチ運動で体をほぐし、半袖ティーシャツで歩くこととする。 [ 寂惝尾根登山口案内図 ] 歩きはじめて、早々、結構な急登道である幸いにも薄黄色の新緑の明るい樹林帯が美しい。 樹林帯を進むと、徐々に急登となり折り返しながら高度をあげて送電線のある尾根に出た。 尾根上にある送電線の鉄塔を過ぎ、更に急な尾根道の登り降りを繰り返すと、山腹を横切る未舗装の滝子林道に出る。 [ 目にも眩しい 新緑 ] [ 新緑からの 木漏れ日が ] 10:30 標高950m地点 林道の擁壁が途切れたところから再び足場の悪い急斜面を登る。 下草のないきれいなコナラ林に包まれた明るい尾根に戻り、相変わらず急な登りが続く。 樹林の間越しに見る谷間が随分低くなり、笹子駅から標高差で概ね350m登った実感がしてきた。 [ 緑の新緑に ヤマツツジ ] [ 明るいコナラ林 ] 標高1000m地点にでると、約1キロほどの平地が続きそこを過ぎると、短い痩せ尾根から更には狭い岩尾根へと続く。 先ほどまでの樹林帯から、少しは周りの景色が見え隠れする尾根道歩きの楽しみが出てきた。 11:30 標高1200m地点 これから先は、寂惝尾根の核心部が始まり、狭い岩尾根から鎖の懸かる急峻な岩場になるらしい、上部は足場が悪く慎重にコースを選びながら登る必要があると。 この辺りでは、美しい新緑の中に時々「ヤマツツジ」「ミツバツツジ」「チゴユリ」「スミレ」などの花々を楽しむことが出来た。 [ ここまでは明るく開けた尾根道 ] [ 優しい色合いの ミツバツツジ ] [ ひっそり清楚な チゴユリ ] 休憩後、いよいよ本日一番の岩場登りで、狭い岩場を足元を確認しながら歩き、クサリの懸かった急峻な岩場を攀じ登り、やせた岩稜にでると急に背後が開け、遥か先に三ッ峠山のアンテナが見え、その僅か上には薄っすらと富士山の頂が・・・・・僅かに見えた。 [ 慎重に足元を選び進む ] [ クサリに摑まり攀じ登る ] 12:50 頂稜(1500m) 岩稜の上はとても小さなピークであったが、今まで樹林帯の歩きから突然視界が開けた瞬間であった。 南側の眺めは、三ッ峠山、御坂山塊、富士山が望める気持ちよい眺望であった。 南側以外は、相変わらず樹林で囲まれ僅かに樹間からこれから登る滝子山山頂が見える。 岩場の登山道足元に、可愛い可愛いコイワカガミが現れ目を楽しませてくれ、更にピークの頂稜には大群落が咲き誇り、しばし、足を止め感激しながら休憩した。 [ 振り返ると三ッ峠山から御坂山塊が ] [ 樹間越しに 滝子山 山頂が ] [ 可憐で鮮やかな コイワカガミ ] [ 一面 コイワカガミ ] 1:45 滝子山 山頂(1620m) コイワカガミをゆっくり眺めたあと、右にピークを二つほど越え標高差100mを登った所が滝子山山頂であった。 山頂への登りは急登、息をきらして辿り着くと先着のハイカーのグループが昼食休憩で休んでいた。 今までの辛かった登り道であったが、山頂からの眺望は大きく開け、北を望めば、雁ヶ腹摺山から大谷ヶ丸等の大菩薩主稜が広がり、南には、鶴ヶ島屋山から三ッ峠山などの御坂山塊、東には、昨年歩いた扇山から百蔵山の大月方面が木立の間から望まれる、ぐるり素晴らしい眺望であった。 [ 滝子山 山頂 ] [ ここが 滝子山 山頂です ] [ 北側 大谷ヶ丸から雁ヶ腹摺山 ] [ 南側 三ッ峠山から御坂黒岳 ] 2:40 標高1500m地点 下山は、山頂から程なく白縫神社(鎮西ガ池)を過ぎ、ミズナラやブナの新緑が一段と美しい樹林帯をゆっくり下る。 途中下山道には、「シロバナエンレイソウ」「ヤグルマソウ」「ルイヨウボタン」「ヤブレガサ」等が次々に現れ、登山道も落ち葉等の柔らかな土でとても気持ちよく歩くことが出来た。 [ 白縫神社(鎮西ガ池) ] [ ひっそりと シロバナエンレイソウ ] [ はじめて見た ルイヨウボタン ] [ ヤブレガサの群落 ] 3:20 曲沢峠への分岐点 山頂からの下山道は、左手下に小さな滝が連続する平ツ沢の渓谷で、涼やかな渓谷のせせらぎを聞きながら、心地よい山腹の登山道をのんびりと下る。 平ッ沢の渓谷はとても変化に富み、対岸の明るい樹林の新緑が午後の陽を浴び光っているようだ、ここで曲沢峠への分岐点に出た。 [ 眼下の渓谷 三丈の滝 ] [ 対岸の緑が 午後の陽で 光っているよう ] 4:10 道証地蔵(大鹿林道) いよいよ本日の山歩きも終盤となり、大鹿峠へ続く林道へ出た。 ここには、山歩きの安全を祈念する道証地蔵(ミチアカシジゾウ)様が祀られていた。 滝子山への一般的ルートは、本日下山したコースを逆に登り、滝子山山頂からは桧平を通る長い尾根を下り、初狩駅へ下山するコースが多いようである。 [ 大鹿沢に架かった木橋 ] [ 道証地蔵の祀られた登山口 ] 道証地蔵の林道から1.5キロ下ると、今朝登りに付いた寂惝尾根登山口へ戻り、後は吉久保集落を抜け笹子駅へ戻る。 5:30 笹子駅 素晴らしい五月晴れの一日、目に沁みるような美しい新緑を眺めながらの山歩き、更には、めった見れないコイワカガミの一大群落をはじめ、可愛い花々にも巡りあえとても満足できた滝子山登山であった。 登り場面で、いつもの事ながら呼吸が苦しく歩行スピードが落ち、メンバーの皆様にご迷惑をお掛けするようで気になるが、兎に角、完走できたことでよしとしよう。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんにちは。 |
まるふく 2007/05/26 02:00 |
まるふく 様 |
葦原ボーイ 2007/05/26 08:51 |
葦原ボーイ様 |
kobochan 2007/05/27 14:03 |
kobochan さま |
葦原ボーイ 2007/05/27 18:10 |
やはり、格調高き紀行文!最近私は、どこまでも格調低く書きなぐり文になっているのを恥ずかしく思います。といいながら、そのままですが。読みやすくする技巧は、さっそくお勉強させていただきます。ルイヨウボタンの葉っぱは見覚えがありますが、花は初めてです。お花にも詳しくなられましたね。なにげない木々の美しさを表現できる絵には、ため息がでます。お元気で、8時間完歩されて、もう大丈夫ですね。私は、暫く机に囚われの身です。 |
たんぽぽの花 2007/05/27 21:14 |
たんぽぽの花 さま |
葦原ボーイ 2007/05/27 22:42 |
滝子山、以前に登りました。駅から近い比較的便利な山ではありますが、日帰りの山としてはかなり大変ですね。 |
ミニミニ放送局 2007/05/29 21:19 |
ミニミニ放送局様 |
葦原ボーイ 2007/05/29 23:56 |
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